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2011年4月 5日 (火)

地上波TVに飽きた方は【追記あり】

朝日ニュースターで2日の土曜日に放送された金子勝&中村うさぎの「ニュースにだまされるな」特集「原発事故は何故起きたのか」--まだ再放送があります。
ゲストは飯田哲也(環境エネルギー政策研究所)、伴 英幸(原子力資料情報室共同代表)、崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官)、石田英敬(東京大学情報学環教授)。

地上波見て、これを見て、また地上波を見れば、ちょうどバランスが取れていいのではないかと思われます(^_^;)
……というか、どこら辺が正しいのかというのはもう自己判断するしかないですね。それにしても不思議なのは、小さな子どもがいるわけでもないのにペットボトルの水を買いまくったオバサンたちが、恐らく選挙では原発推進を明言する候補に少なからず投票するだろうということです。

【追記】内容紹介

*被害:水素爆発は燃料棒が損傷していることを示す。汚水は原子炉の破損による。

*修理は何段階もの行程をクリアしなくてはならないが、損傷していて放射能が漏れていると「決死隊」の作業になってしまう。どこが壊れているか分からないので注水して漏れている場所が分からない→汚染が続く。

*「最善」のシナリオ:今の段階が持続し、水が漏れているのを修復する。

*「最悪」のシナリオ:注水が何らかの理由で失敗し、炉心が5時間ほど露出→燃料の全てが溶けて手の施しようがない→爆発して大量の放射能が出る。

*最善と最悪のどちらになるかは今の段階では予測がつかない。

*一年後も放水で注水しているわけにはいかない。「石棺」化するしかない。

*廃炉どころか、五十年後百年後に誰も近づけないような場所がどこまで広がるかという問題である。

*耐震基準が変わった時に津波についても入っていたが、対策はされてなかった。

*初動について:官邸、東電、安全保安院のどこが意思決定するか混乱した。安全保安院は昨日までTPPを担当してたような人がやっていて、当事者意識も能力もない。

*スピーディ(放射能予測システム)は十日後にようやく出てきたが、隠ぺい以前に存在を知らなかったのではないか。省庁再編でうやむやに。

*人体への影響:放射線は大量に浴びれば死亡、少量ならガンのリスクが高まる。少なければ安全ということではない。数値がこれ以下ならリスクがゼロという値はない。

*被爆するとそのリスクは積み重なっていく。消えるわけではない。このまま長引くとリスクが高まる。→避けるには逃げるしかない。

*長期化すると:水なら、水の基準値を上げるしかない。(他に摂取するものがないならば) 水質については一時的だが、土壌への影響は長く残る。住んでいるだけで影響を受け続ける。

*素人にはよく分からないので、専門家は危険を判断する基準を提供するのが役割。これまでの認められている学問的成果による基準を、この事故によって捨て去るのは科学者にとって自殺行為ではないか。

*将来は:10年かけて代替エネルギーを使用して、原子力発電を使わずに電力の供給を可能にできる。

*とりあえずは他の危険な地域(浜岡原発など)の発電所を耐震補強すべし。


その他、参考までに

無人飛行機からの福島原発の空中写真
http://photos.oregonlive.com/photo-essay/2011/03/fukushima_dai-ichi_aerials.html
http://cryptome.org/eyeball/daiichi-npp/daiichi-photos.htm

シロート眼にはこれで壊れてないのthunderと思えるんですけど(+o+)

他でもリンクしている所が多いと思いますが
こちらからドイツ気象局の放射能予測が見られます。三つの画像のうち左端のが動画になります。
ご覧のように日本全域どころかお隣の国まで放射性物質が飛んでいます。もちろん、これは予測なのでこの通りになるかどうかは全く分かりません。しかし、放射能予報なんてSFの中だけのことかと思ってたら、よもや現実になるとは(~_~;)

日時によっては関東と九州も同じ濃度になっていますが、これは別に不思議なことではないようです。
かなり古い本ですが、『チェルノブイリの放射能』(岩波書店1986年)によると、チェルノブイリ原発の事故があった時は1200キロ離れたスウェーデンでも高い数値が観測されたとのこと。(というより、正しくはヨーロッパ各地で汚染があったので事故が発覚した)
当地をずっと取材してきた広河隆一が、原発から50キロの町で汚染されなかった所もあったのに250キロ離れた都市が被害にあったという話をしていました。
これは流出の状態(爆発なのか少しずつ漏れているのか)、風向き、地形、天候などによって全く不確定になってしまうためらしいです。従って、遠近に関係なく被害が生じるとのこと。
特に問題なのは雨が降って放射性物質が降下し、それが乾いた後に異常に汚染度が高い場所(これがいわゆるホットスポット)ができてしまうことで、ここで子どもが裸足で遊んだりすると危険だそうです。

私は完全トーシロなので、不安な方は図書館などで情報収集をなさるがよいかと思います。
まあ結論は各自それぞれ自衛するしかないということでしょうかね。自衛できればの話ですが……。

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