3軒茶屋婦人会「紅姉妹」
作:わかぎゑふ
会場:紀伊國屋ホール
2011年4月21日~29日
→これはあくまでイメージ画像です(^^;
3軒茶屋婦人会とは篠井英介、深沢敦、大谷亮介という「怪優」(公式HPにそう書いてある)3人が作っているユニットらしい。これで4回目の公演とのこと。
ニューヨークに住む日系人女性3人の物語である。
冒頭に登場するのは、一人の年老いた女だけでバーで誰かに電話をしている。これが現代で、物語が進むにつれて十年ごとに時間をさかのぼっていく--というのがユニーク。
電話の相手がどういう人物で、三人の女がどういう風に知り合ったのか、そして既に死亡しているらしいが、常に彼女たちの間で語られるジョーという男がどういう人物であるかも、遡るにつれて明らかになってくる。
米国の日系人の戦後を描く--というよりは、全体的な印象は三人の女の井戸端会議、ある時は「かしまし娘」風のようだ。
舞台がニューヨークと言われても、日本の都市と違うようには見えないせいだろうか。まあ、三人の「女優」ぶりを楽しむという感が強い。
客席は男性が結構いたのが意外だった。
帰りに夕飯&飲むために店に入ったら、隣の席で上司らしいオヤヂが年下の部下らしき男に仕事の説教くさい自慢話を延々していて閉口した。
休日の夜だし二人ともカジュアルな服装なんで、部下男は休みなのにそんな話を聞かされてカワイソウ&ご苦労さんです(メモまで取っていた)。
ホントに団塊オヤヂは余計な自慢も説教もせずにとっとと消えてほしいもんだ。
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