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2011年6月30日 (木)

バッハ・コレギウム・ジャパン第93回定期演奏会:夏バテ払拭プログラム

110629
ライプツィヒ時代1727~29年のカンタータ4
会場:東京オペラシティ コンサートホール
2011年6月22日

思えばこれが年度第1回目の公演であったよ。
とっころが(!o!)ふたを開けてみれば定期会員としての座席が昨年度と全く同じ場所……なのはどうしてだ~っ(-"-) 古楽のコンサートでよく顔を見かける人も、やっぱり前と同じ場所に座ってた。手抜きしたんかしら?
こうなったら、次回は「ど真ん中のブロックのど真ん中以外は絶対イヤーっ」って無理な希望しちゃおうかなっとbomb

などということはともかく、震災以後のBCJ初めての定期公演でもあった。
いつもなら、鈴木(息子)優人が単独で登場して冒頭のオルガンを弾くのだが、今回は歌手も含めて全員登場。それから鈴木(兄)がマイクを握って挨拶。最初に震災犠牲者を悼んでオルガン・コラールとモテット「おおイエス・キリスト、わが命の光よ」を演奏する旨を伝えたのであった。

モテットにはナチュラル・トランペット名人のマデゥフ(ありゃっ(?_?)「マドゥフ」じゃなかったの?勝手に名前変えるなー(*`ε´*)ノ☆って、そういうことじゃないですな)組もホルンで参加してたが、あまりの危うさに聞いててハラハラしてしまい、追悼の意も吹っ飛んでしまったというのが正直なところsweat01 すいませんm(__)m
後の曲ではホルン安定していたのに……この曲をやるのは無理があったのかな。

今回のカンタータは婚礼用や葬式用といった機会作品である。通常の教会カンタータより派手というか盛り上がりが激しいというか--ちょっと違う趣きな曲ばかりだ。
このところ演奏水準が高めなところで安定したためにスリリングな部分が聞き手にとってなくなってしまい、「もう定期会員やーめた」な人もいたんで心配なところがあった。しかし、それを払拭するプログラムであったといえよう。

BWV192冒頭の合唱はホルンを含む複数の楽器が交錯して華やか。
195番ではバスのレチではチェロが不思議な動きを奏でたかと思えば、続くアリアでは解説によると後世代の作曲家ハッセの書法を真似たとあり、確かに弦がプレ古典派(?)の香りがするではにゃあですか。これは晩年の作曲だそうだが、バッハ先生のその気になれば若いモンなんぞには負けんわいannoyという気概を示したのであろうか。

最後にやった120a番は二部構成でティンパニも入る豪華さだ。冒頭の合唱曲はロ短調ミサにも後に転用されて、極めてインパクト大。3曲目のソプラノ・アリアは若松夏美のヴァイオリンと歌の絡みが絶品であった。

でも個人的に一番良かったのは、他に比べて極めて小編成(合唱がいなくて独唱者だけ、楽器も少ない)の157番、葬式用の曲である。特にトラヴェルソとオーボエ・ダモーレと共に歌われるテノールのレチが心に響いた。
こういう曲が個人的には好きで、やっぱりバッハ先生萌え~heart01となるのであった。葬式にかけて欲しい音楽候補がまた一つ増えたぜい(*^^)v

この時期によくぞ来日してくれました\(^o^)/なガイジン部隊。
ハナ・ブラシコヴァは相変わらず清楚な魅力。テノールのクリストフ・ゲンツは初参加?だっけ(よく覚えていないdash)濃ゆ目の歌もまたよかったです。CTのダミアン・ギヨンはソロの出番が今イチ少なくて、もうちょっと聞きたかった。P・コーイはこのところいつもそうだが好調ですな。
マデゥフ組は引き続きラ・プティット・バンドでも聞ける予定だ。

珍しく?開場が遅れた。湿気も気温も高い日で、楽器の調子でも悪かったのかしらん。
カーテンコール時にも、鈴木御大が義捐金の寄付を促すジェスチャーをして、会場の笑いを誘っていた。
個人的にはムシムシ暑い中での出張帰りだったので、体力をすっかり消耗……down バテました。


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