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2011年7月16日 (土)

「イタリアバロック音楽の変遷 17」:名も知らぬ作曲家を聴く

110716
演奏:太田光子&平井み帆
会場:近江楽堂
2011年7月10日

いつもチラシを見ては行こうと思いつつなかなか行けなかったこの連続企画、なんと今回で17回目なのであった。大体年2回のペースでやってるようなので、8年目か?
今回はCD発売記念ということで、収録作品を中心にまず17世紀の作品を選んだとのことである。

それにしても名前を聞いたこともない作曲が多いのにはビックリ ロニョーニ、レオナルダ、ベラルディ……(?_?)
合間に平井み帆によるフレスコバルディなどのチェンバロ・ソロ曲を挟むという趣向だ。

太田光子はいつものようにニッカリ笑顔(^^)で登場してアグレッシヴに吹きまくった。
レオナルダというのはなんと修道女の作曲家だとのことたが、曲調はメリハリのきいた劇的なものだった。またチーマの作品は地味であまり面白くないなーと思っていたが、実際に彼が活動していた古い教会で吹いてみて、その響きにすっかり魅了されてしまった--というような話を曲の合間にしてくれた。

息の合ったアンサンブルを聴くのは気持ちいい。心おきなく楽しめた2時間だった
ただいつも思うのだが、近江楽堂はリコーダーだと音が響き過ぎ。耳がキンキンしてしまう。チェンバロはちょうどいいのにね。


アートギャラリー入り口わきのアートショップで、リチャード・プリンスの作品集を見つけて休憩時間に見入ってしまった。高いから買わなかったが


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