「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」(2D字幕版):魔法大戦争、涙の決着
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフほか豪華共演陣
イギリス・米国2011年
遂に終了した長編ファンタジー。原作は3巻目まで読んだけど、その後は挫折。映画は結局すべてリアルタイムで見てきたのであったよ。
今回はこれまでの教訓を踏まえ、レンタルで4巻以降をイッキ視聴。万全の態勢で鑑賞に挑んだのであった
で、その結果は……
祝最終巻!いや~~面白かったですう\(^o^)/
と、言いたいところではあるが、実際には
あー、終わったな(*´ー`) フッ
--だったのよ。
パート1の方は全ての結論は先送りみたいな終わり方だったんで、どうなることかと期待していたんだけど……。
確かに学園での総攻撃場面は戦争映画みたいな展開で大迫力。これまで登場してきたそこここが破壊されるのは痛快でさえある。
マクゴナガル先生は意外にもお茶目なところを披露、ロンのかーちゃんの恐ろしさ(でも、なんで学校にいたの?)もよーく分かった。
しかしその後の、肝心の一騎打ちが尻すぼみというか、訳ワカラン状態のまま終わってしまったのはどーしたことよ。なんでも原作ならちゃんと分かるように説明されているらしいが、映画だけだと説明ナシのまま丸め込まれちゃったような印象でスッキリしない。
さらにヴォルデモート配下の悪役組がパッとしないのも今イチ物足りない。敗因は優秀な部下がいなかったせいか?なんて思っちゃう。
そういや、ハグリッド(登場時間少ない)とロン(登場時間多いけど)も見せ場なしだったな。
スネイプ先生の秘密がついに明らかに! こりゃ確かに泣ける(/_;)話だが、それ以外に盛り上がれる部分がないのもちと寂しいという気がする。
ハリーがその秘密を知る前の態度もおかしい。彼にとってはスネイプはダンブルドアの仇じゃなかったの? そのままだったら「ざまーみろ」なんて思うはずでは。そこら辺の心理描写もないし。
タイトルになってる「死の秘宝」の意味も結局よく分からず。物語の展開にほとんど関わっていないようなんだが
残念ながら、私にとってこのシリーズは花火大会のように毎年開催してくれるイベント映画以上のものではなかったということだ。
(元)子役たちは、これから自由に色んな役に挑戦して役者として精進していただきたい。イメージを払拭するのは大変だろうけど。
どーでもいい事だが、ハーマイオニーがべラトリックスに変身した場面で、ヘレナ・ボナム=カーターがエマ・ワトソンのしぐさを完コピしているのに笑ってしまった。さすがT・バートンのヨメだけでなく大した役者でもある。
スネイプ:10点 大変よく出来ました
ハリー:5点 もう一息です
あの人:1点 やり直し
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コメント
私も公開早々みたのに、感想書く前に忘れてしまいそうです。原作読んでなくても、まずまず満足出来るように終わったな。やれやれ。ってとこでしょうか?
私もスネイプ先生に10点!
投稿: しの | 2011年8月18日 (木) 09時35分
ロンは3点ぐらいかなー(^_^;
今まで登場したことのあるキャラクター(人間の?)も勢揃いしてたようで、そういう点でも最終回らしかったです。
でも、やっぱり英国系名優の「隠し芸大会」風の印象は強かったですね。
投稿: さわやか革命 | 2011年8月20日 (土) 07時38分