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2011年9月 4日 (日)

「カーズ2」(3D吹替版):情報を三分の一追加

監督:ジョン・ラセター
声の出演:山口智充、土田大
米国2011年

最初に見た字幕版では、鑑賞環境が今イチだったので新たに吹替版で仕切り直しだいっ(^^ゞ

結果は……楽しかった\(^o^)/

吹替で改めて分かったのは、最初に見た時はオマケ短編の『ハワイアン・バケーション』も含めて、内容を三分の二ぐらいしか理解していなかったこと なんてこったい!
字幕より吹替の方が情報量多いのは確かだけど、「あれ、こんな場面あったっけ^_^;」とか「こんなとこで喋ってたっけ(?_?)」みたいなマークが続出しちゃったのであった。
やはり、ちゃんと見きれていなかったのだなと反省した。

映像については、台詞が耳から入ってしかも座席の位置も最適、よ~く見れた。で、その一番の感想は--「3Dぽくない」
これは3Dにした意味がないということではなくて、それを意識させないほどに自然だったということだ。人間は普段は3Dで物を見てるんだからねえ。特にレースで車がクラッシュする場面とか各都市を俯瞰する場面などにその威力を発揮。そう思うと監督は3Dに適した題材を選んだんだのだと納得した。

他には、東京の川べりのうさん臭い工場、パリの下町に並ぶ怪しげな店も笑える。
とっくに忘れ去られた悪役ポンコツ車たちの「怨念」の描き方に、逆に愛情を感じたりして
果たして変わったのか変わらないのかよく分からないメーターの成長ぶり……でも、仕方ないのさ、だってメーターだもん(^○^)

吹替えについては、マックミサイルは「老練」より「粋」を重視か。メーターは字幕の方がド田舎度が遥かに大 イタ車は字幕では文字通り気に障る「気障」だが、吹替えだと単なる「軽薄」……。
他の人の感想でも見かけたが、日本のトイレの場面では吹替えの方が不利。オリジナルでもあのトイレは日本アニメ娘のキャピキャピ声の日本語で喋りまくっていて、訳ワカラン状態となって、メーターをパニックに陥らせるのである。そこら辺の面白さはあまり伝わらない。
エンド・クレジットではパフュームが後半ずっとかかりましたな。日本用サービスか。

DVD出たらまた字幕版で見てみたい。暇があれば--の話だが。

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コメント

私も8月下旬に観ました〜
字幕版は京都ではもうすでに影も形もありません。
吹替版の2Dで夫婦50割引、とケチッたことをしましたが、まあ十分楽しめました。1は1,2は2,ってとこですか。
これはメーターの映画だったのね〜
私は車に詳しくないので、詳しかったらもっと面白かったんだろうなあとは思うのですが。あとでさわやか革命さんのブログや、リンクのブログをみて、「へ〜、なるほど〜」とか思った部分もありました。
レモンの意味もわかんなかったよ〜

投稿: しの | 2011年9月 5日 (月) 17時24分

やっぱり3Dで字幕は無理かなー、という感じが大ですね。
レモンについてはなんで意味ありげにレモンの山を映してるんかねと思ってました。こればっかりは字幕も吹替えでも分かりませんっ

投稿: さわやか革命 | 2011年9月 8日 (木) 20時48分

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