バッハ・コレギウム・ジャパン第95回定期演奏会:ハナたんに一票!
ライプツィヒ時代1730~40年代のカンタータ1
会場:東京オペラシティ コンサートホール
2011年9月25日
来年度には終了の教会カンタータ・シリーズであるよ。
今回はいずれも金管(担当はこのところ常連のマドゥフ組)が入った華やかな曲が並んだ。
BWV29は鈴木(息子)優人が上で弾くパイプオルガンを交えたシンフォニアで始まった。若干、音がずれて聞こえるのはしょうがないのか?バッハ先生も当時教会で同じように苦労したのであろうか?--などと思ってしまった。
解説によると、この曲は市参事会交代式という重要なイベントのための曲で、バッハの腕の見せ所だったとのこと。ひとしお祝祭的な色合いが強かった。
合唱はそのシンフォニアの後の曲も、他の二つのカンタータでも見事なものであった。特にこの日一番の名曲BWV140の冒頭コラールの後半は、聴いているうちになにやら言葉にできない感動がジワ~ッと盛り上がってくるのだった。
その後のG・テュルクのレチはまさに高みから告げるイメージそのもの、続くハナ・ブラシコヴァ&コーイのアリアも聴きごたえあった。
他に耳を引いたのは、BWV112、バスのレチ前半でのチェロの晦渋ともいえる響き……さすが(弟)ヒデミよというところだろうか。一転、その後のテノール&ソプラノの二重唱はさわやかだった。
終演後は、恒例となった震災のための募金箱を持って出演者たちがロビーに並んでいたので、私はもちろんハナたんの箱に一票……ぢゃなくて一枚入れた。
彼女は舞台では大きく見えたのに、間近だと意外と小柄でしたのよポッ(*^o^*)
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コメント
ハナさんは、見目麗しく声もきれいなので、間近で見てナマの声を聴きたいと思ってました。来週、近くの教会でヨハン・ヘルマン・シャインの曲のレアなコンサートに登場!でも、出演予定だったもう一人のソプラノ、マリア・クリスティーナ・キールは、いつの間にか名前がプログラムから消えてしまったのが残念。
やっぱり、きれいなハナさんには近寄りたくなるし、募金だって彼女の箱に入れたくなりますよね。
投稿: レイネ | 2011年10月 7日 (金) 07時39分
シャインですか……滅多にナマでは聞けませんなー。教会なら間近に見られて(聞けて)いいですね。
私の前に募金したおぢさんもハナたんの箱に入れてました。マチャアキ氏とハナたんが並んでいて、札が一枚しかなかったらやはりみんな入れるのは……(^^ゞ
投稿: さわやか革命 | 2011年10月 9日 (日) 12時40分