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2011年12月 6日 (火)

「ヘンリー・パーセルとその時代」:馬の耳にミルトン

111205
会場:石橋メモリアルホール
2011年11月26日

上野学園の古楽研究室が主催のコンサート。「言葉と音楽」というタイトルでシリーズとして続けるようだ。

今回はパーセルの特集で、彼の作曲した歌曲・器楽曲を演奏するとともに、その合間に同時代の詩人の詩を朗読するという趣向である。
朗読担当はこちらのコンサートでダウランド役を担当してたティモシー・ハリスだ。
取り上げられた詩人はドライデン、ミルトンはまだしも、アンドリュー・マーベル、アブラハム・カウリー……このあたりになると知りませぬ。

音楽の方はというと、それこそ「パーセルの全てをあなたにお見せします\(^o^)/」というぐらいに、チェンバロ・ソロ、ヴィオール合奏からオペラのアリアに宗教曲まで、全域をカバーであった。短命だったのにこれだけ様々なジャンルの作品を残していたのは天才の証ですかねえcrown

歌手は広瀬奈緒、辻裕久、春日保人の3人。器楽の方は櫻井茂を中心にガンバ4人、リュートとチェンバロ各1名という布陣である。

一番聞きごたえがあったのは後半の冒頭に演奏された「罪深き夜に」だろうか。イスラエルのサウル王を題材にしたもので、それほど長い作品ではないが「小オペラ」と紹介されている通り、3人の歌手によって劇的に盛り上がっていた。
ガンバ4台によるファンタジアはしみじみとして味わい深い。

客は関係者だろうか、やたらとガイジン(しかも高齢)が多かった。なにせ、配布している解説に日本語版と英語版があるほどなのだ。
英語がほとんど分からん私にはこの日に朗読された高尚な詩は、残念ながらネコに小判であったニャーcat

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