バッハ・コレギウム・ジャパン第97回定期演奏会「マタイ受難曲」:スマホ受難
会場:東京オペラシティ コンサートホール
2012年4月6日
いやあ、もう全く集中力が欠けたコンサートだった--といっても、それはBCJではなく私σ(^-^;)のことなのだが。
思えば今回の「マタイ」の開演は30分早いということで、職場を時間給取って一時間早く出るはずが、結局出られたのは終業10分前……(-_-;)なんてこったい。
やっと着いたと思ったら、年度初めなんで隣席の客が変わってる。もっとも、私自身の座席は希望に反して変わらないままなのだ。なぜだ
ところが、その隣の男がまた落ち着かない野郎で、ずーっとパンフレットをパラパラめくって少し読み、またパラパラめくってはあちこち読むというのを繰り返している。ステージ上なんか10分に一度ぐらいしか目をやらない。
しかも、そいつはパンフを手に掲げて持って見てどうしてもいるので、私の眼に入ってしまうのだ。さらに、なんと演奏中にスマホのチェックまで始めたではないかっ(~o~) ケータイの電波は入らないはずだが、スマホだと違うのか?(無知)
とにかくコロス(*`ε´*)ノ☆である。そんなに大事なメールがあるのか。
休憩後もずーっとそんな調子で、気になって全く音楽の方には集中できなかった。最悪であるよ(+o+)トホホ
こんなみじめな気分でBCJを聞いたのは初めてだ。
次回もそいつが座っていたらどこでもいいから席を変えてもらおう。変えてくれなかったら当日券でも買うよ。
そんな状態での感想を強いて書けば--以前よりもゆったりとした「マタイ」であった。エヴァンゲリストのお馴染みG・テュルクはかなり感情を込めた歌い方で、こんなに感情入ったエヴァンゲリストは初めてだーという印象。
ハナ・ブラシコヴァは凛としてさわやか。イエス役のピーター・ハーヴェイは重すぎず軽すぎずの絶妙なバランスが取れていた。
ただ、CTのクリント・ファン・デア・リンデはねえ……(-"-) 「メサイア」公演の時もそうだったが、ビミョ~ 声量もあるし、合唱で聴く分には文句もないだろうが、独唱だとねえ。ちょっとクセがあり過ぎである。
日本人組のソリストたちはけなす所もないが、かといって褒める部分もないという、中途半端な印象だった。
なおチェロ&ガンバでエマニュエル・バルサが特出。
【関連リンク】
《Langsamer Satz》
ええっ ハナたんがヘソ出してエレキベースを(!o!)
キャ~っO(≧▽≦*)O萌えてエエですか
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