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2012年5月13日 (日)

「大塚直哉チェンバロリサイタル」:接近禁止のチェンバロになぜか食欲が~っ!

120513
会場:近江楽堂
2012年5月3日

この日は大雨、さらにLFJ開幕日とあって、このような小さな公演には人が来ないのでは?と予想して行ったら、大間違い(!o!) ほぼ満員御礼fullであったよ。

まずスウェーリンクの小品で露払い風に開始。
そしてフローベルガーとルイ・クープラン、そして休憩を挟んでバッハ先生という構成だった。

3人の共通点は、当時頂点に達していたリュートの奏法を鍵盤曲にも応用しようと懸命に試みたということである。
また、同世代のフローベルガーとクープランの時代には他国との交流が盛んにおこなわれていたとのこと。

後半情熱的に盛り上がっていくフローベルガーのトッカータ、そして続く組曲の一曲目「フェルディナント4世への哀歌」は、昔いつかFMで聴いた他の奏者の演奏よりかなりゆっくりしたテンポなんで驚いた。対して、クープランは典雅の一言である。

一転、バッハのBWV998は厳格かつダイナミックな印象。低音の入れ方が、確かにリュートの低音弦を思わせるものだった。
ラストはパルティータ6番で、客席一同シンと聞き入り、終わった時にはため息→拍手喝采となった。大塚氏も立ち上がりながらほっと一息ついていたような( -o-) ホッ
鍵盤三昧、聴けて満足なコンサートであったことは間違いない。

ただ、この会場ではいつものことだが、空調付けると寒いし、消すと暑いという状態でマイッタよ(@_@;)

私の座っていたのは会場の左寄りの席だったが、大塚氏のお弟子さん(^^?)なのか若い女性が多くて、しきり弾いている指を覗き込んでいる人もいた。
楽器は近江楽堂の備え付けのチェンバロを使用。大塚氏が、17世紀のフランス製をモデルにしたもので日本では珍しい--と解説したら、休憩時に客がドッと周囲に押し寄せたため、調律にジャマ(`´メ)ということで見張り番が立って追い払われてしまった。
私なんぞ、あのチェンバロを見るたびに「脚がチョコ味のねじりドーナツみたいだなー」と思って食べたくなってしまうのだが……こんど噛り付いてみようかなっとnotes

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