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2012年9月23日 (日)

「タブラぶらぶら放浪伝説2012」:ブラボー飛び交う残暑かな

120923
演奏:タブラトゥーラ
会場:ハクジュホール
2012年9月15日

久しぶりのタブラである。
なんだかこのところ老人力入ってきたようなつのだたかし団長の挨拶から開始した前半は、オリジナル曲を中心に粛々と演奏した。
粛々といっても会場の方は盛り上がり、なんと恒例の「ブラボー要請&訓練」なしに自然にブラボーが飛ぶというほどの熱さ(^.^;Aである。

途中で一同楽器を置いて何が始まるかと思ったら、オークションがであった。
団員がそれぞれ自分のものを持ち寄って、聴衆相手に競売しそのお金は震災の被災地に寄付されるのだという。
ただ、団長の仕切りが悪いせいか今イチ白熱の獲得合戦とはならず、適当なところでジャンケンで決めたりしたのだった。
個人的にはチャリティという趣旨を考えれば、一万円ぐらいまで釣り上げてもOKだったのではないかと思ったけどね(^_^;
江崎氏が出品した「サックス型リコーダー」は爆笑ものだった。

後半にはゲストの荻野目慶子が登場。なんでも団長が音楽監督&端役をした『十二夜』で知り合ったのだという。
ここでは珍しくも初期に吉田日出子の朗読&歌唱で録音された「満月の夜」をやった。もちろんステージで聴くのは初めて。ヘンな曲である(一応ホメ言葉よ)(^^♪

その後は、リンゲルナッツというドイツの詩人の短くてナンセンス極まりない作品の朗読が続く。1920年代にミュンヘンで活躍し、キャバレーの専属詩人にしてコメディアンだったとのこと。
団長のリュートをバックに荻野目慶子が身体を折り曲げるようにして朗読する様は、まるで二人コントのようだった。大いに笑えた。

やはり初期録音の「へべれけ」(小川美潮作詞)も披露し、その後は荻野目女史はナベを叩きながら演奏に参加してラスト曲とアンコールをやったのであった。やはり、女優さんというのは何をやっても舞台で目を引くねー。ん(^^?)バックがオヤジ5人だから特にそうなのかしらん

今回のコンサートでは会場の年齢が以前よりも若返っているように感じた。ブラボーが飛び交ったのもそのせいかね。

ところで、プログラムのメンバー紹介で他の4人は普通なのに、田崎瑞博だけ「以上のように輝かしい経歴を持っているが、人間性は決して褒められたものではない」と書かれているのは……(@_@;) そんなにひどいヤツなのかっ


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