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2012年10月 7日 (日)

「ザ・マペッツ」:早くマペットになりた~い

監督:ジェームズ・ボビン
出演:ジェイソン・シーゲル、マペットの皆さん
米国(2011)
*DVD

マペットものって好きなんだよね~。でも彼らの映画は日本ではほとんど公開されなくて、最後に見たのは『クリスマス・キャロル』だった。なんと20年も前である。この中では名優マイケル・ケインをカーミットが完全に食っていたのであった。カーミット……恐ろしい子!

この最新作、米国で公開された時からいつ日本に来るのかと待っていたら、公開されたはいいが館数少なく一週間たったらあっという間に規模が縮小されてしまった。
結局、ロードショーで見られずレンタルに出るまで待った次第である。

田舎町に住むとある仲のいい兄弟、兄は人間、弟はマペット--って、なんで
というような問題は脇へ置いといて\('o\)(/o')/ 兄の婚約者と共に花のLA旅行へ出かけるのであった。念願の「マペット・スタジオ」を訪ねるともはや廃墟も同然、そして悪~い石油王の陰謀で乗っ取り計画が進められているのであった。

主演のジェイソン・シーゲルはマペットのファンらしく、脚本も書いている。まことにマペット愛に満ちた映画だが、どうも彼のマペット好きのツボと私のツボはずれているようで、懐かしさを除くと可もなく不可もなく、というような印象が大きかった。それとも、ディズニー仕様だから仕方ないのか。
マペットってもっと毒やナンセンスがあったと思うのだがなあ。

クリス・クーパーが悪役を嬉しそうに演じている。エイミー・アダムスは「マペットの弟がいる男を振ったりせずに十年間付き合っている娘」という極めて困難な役柄に挑戦して、見事成功しておりますヽ(^o^)丿
またミス・ピギーは今や「ヴォーグ」の編集長として成功しているという設定で、メリル・ストリープと張り合っている。スゴイね。

多くの有名ゲストが一瞬間だけカメオ出演。ウーピー・ゴールドバーグあたりは分かったが……デイヴ・グロールなんて出てたか?
一方、ジャック・ブラックは本人役で結構長い時間出ているにもかかわらず「クレジットなし」とはこれ如何に(^^?)


回顧度:8点
爆笑度:5点

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