「London 天才音楽家たちの理想郷」:反省点多数あり
ロンドンで名声を手にした外国人器楽奏者たち
演奏:水内謙一ほか
会場:近江楽堂
2012年10月7日
いざロンドンへ!--とばかりに、18世紀前半のロンドンは豊かな都市であり、外国の優秀な音楽家が成功を目指して我も我もと集まってきたという。
その代表的存在のヘンデルを取り巻く作曲家・演奏家たちを取り上げたコンサートである。
演奏するは4人--水内謙一(リコーダー)、廣海史帆(ヴァイオリン)、村上暁美(リコーダー)、エマニュエル・ジラール(チェロ&ガンバ)だが、特定のグループというわけではないらしい。
演奏されたのは、ハイム、サンマルティーニ、ジェミニアーニ、ペプシュ、バベル、ランツェッティ……と、知らない作曲家もいる。特にペプシュという人はヘンデルのオーケストラでヴァイオリニストをやってたそうなのだが、彼のソナタは本邦初演ではないかという。
バベルはヘンデルのオペラをチェンバロ版に編曲したのはよく弾かれるし、ランツェッティ(ランゼッティ?)は最近懸田貴嗣氏がソナタ集のCDを出して評判になったなあと思い出した。
バラエティに富んでいて面白いプログラムでした。
アンコールになって肝心の中心人物ヘンデルのソナタが演奏された。近江楽堂はなんと満員(!o!) 拍手喝采だった。周囲の会話を聞いていると身内も多かったもよう。先日のステファノ・バリアーノの公演よりも人数が多かったのは確かだろう。比べてしまうと、なんだかなあと思ったりして……
さて、内容の紹介はしたものの実は演奏を聴いた感想を詳しく書くことが出来ない。
なぜかというと、この日の午前中は映画のモーニング・ショーを見て、その後CD屋に行ったりして時間をつぶした。しかし、どうも映画を見終わった後から貧血になったみたいに頭がフラフラして治らない。コーヒー屋で休憩なぞしたが復活せず。
さらに、会場の近江楽堂は冷房をガンガンかけ(別に暑い日ではなかったのだが)、冷風が吹きすさんでもうマイッタ(@_@;)
というわけで、頭の中が蒼白になってほとんど音楽に集中できなかったのだ。聞いてはいても、全く耳に入ってこない。こんな状態では帰った方がよかったかもと思って反省したのであったよ、トホホ((+_+))
| 固定リンク | 0
コメント