映画館の壁に激突した話
既に開演時間は少し過ぎていた。でも、そこの映画館はいつも予告を10分以上やるから大丈夫だと思っていたけれど、少し焦ってはいたわけだ。
チケットもぎりのおねーさんに「右側からお入りください」などと言われて「右側、右側、なo(^_^= ^_^)oキョロキョロ」と暗い通路の奥に突き進んだ--と思ったら、バシンと衝撃が襲って跳ね返された。顔の右半分と左ひざが特に強くぶつかった。
通路じゃなくて黒い壁があったのだ。
メガネが吹っ飛んだんで、暗くてよく見えない中を手探りで探す。床の上に落ちてたのを拾い上げてかけると、なんかうまく顏にかけられない。
動転してしまって何がなんだか分からずに、とにかく横の方に扉があったので入って自分の座席を探して座った。
だが、なんと膝の上に置いたショルダーバッグに血がポタポタ垂れているではないか! もうビックリ(!o!)である。
あわててティッシュを取り出して顔を押さえてみるが、そもそも顔半分が痛いんでどこが切れているとか全く分からない。しかも、ティッシュで拭き取っても拭き取っても流れる血の量が減らないので、ますます動転してしまった。
後で分かったのだが、壁にぶつかった衝撃でメガネの曲がっている部分がまっすぐになってしまい、さらにその金具がまぶたにめり込んで傷ができたのだった。で、ボクサーがよくまぶたを切って出血が止まらないのと同じ状態になってしまったらしい。
ポケットティッシュ三つ使ってようやく出血が少なくなってきたので、最後のティッシュ一枚をまぶたに押し当てながら、映画を見ることにした。もちろん、見てても頭によく入らなかったけどさ(^O^;)
顔に傷をこしらえた以上にショックだったのは、この日は寒かったので買ったばかりの白のカーディガンを「カシミアだあ(*^o^*)ホカホカ」と着て行ったら、みごとに血が付いてしまったこと それと、やはり今季初めて出したハーフコートも汚れていて、もちろん両方ともクリーニング直行である。
それとメガネも当然作り直しだ。最近、視力がかなり落ちていて作り直さけりゃとは思っていたのだが……。出費がかさむだよ~(>_<)トホホ
ということでこの事件の教訓は、時間の余裕を持って家を出ることですかな。
まだ顔が痛くて膝はアザになってるですよ
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コメント
うむむ、災難でしたね。お大事に。。。
私も慌てて駆け込み入場したり、予告端折るため確信犯的に入場したり…で暗闇のハプニングは、いつかわが身におこるかもしれませぬ。
投稿: ふりーで | 2012年11月24日 (土) 00時19分
まあ、なんたる災難。暗闇で出血が止まらなくなって、さぞかし心細かったことでしょう。でも大事には至らなかったのが、不幸中の幸い。これで災厄は全部出たから、今年はもう安泰だと思いましょう。
それで、一体ご覧になったのは何の映画だったのか、気になります。見た気がしなかったかもしれませんが。
早く日本でも『007スカイフォール』上映してくれないと、ブログ記事にしにくくって。噂どおり『ダークナイト・ライジング』との共通点が多くて、突っ込みどころも多いけど、傑作です。(そして、ベン・ウィショーがやっぱり長男そっくりと再確認)
投稿: レイネ | 2012年11月24日 (土) 01時50分
お二人ともありがとうございます。
ふりーでさん
そもそも時間に余裕を持って行けば、明るくて衝突することもなかったんだから、反省することしきりであります。
レイネさん
まぶたって血管が通ってるんでしょうか。傷はそんなに大きくないのに、止まらないんですわ。
ちなみに見た映画は「危険なメソッド」です。特に冒頭部分はほとんど頭に入りませんでした。(当たり前か!)
|『ダークナイト・ライジング』との共通点が多くて
そうなんですか。やはり影響を受けてる映画は結構多いようですね。
投稿: さわやか革命 | 2012年11月26日 (月) 00時39分