「コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ全曲」:ツルは万年、コレッリは360年
祝生誕360年/没後300年
演奏:大江戸バロック
会場:近江楽堂
2013年2月17日
コレッリ・イヤーめでたいな そしてこの日は彼の誕生日でもあるということで、めでたさ360倍増し~\(^o^)/
ということで、コレッリ祭り本格的開始を告げるコンサートが行なわれたのであった。さらに誕生日だけでなくて、大江戸バロック(桐山建志&大塚直哉)の「ヴァイオリン・ソナタ集作品5」のCD発売記念も兼ねている。(もちろん会場で即購入よ)
チラシに「全曲」と書かれていたのにもかかわらず忘れていて、会場でプログラムを開いてみて改めて「全曲イッキ弾きするのかー」と驚いてしまった(^^ゞ
所用時間は休憩入れて2時間半だった。さすがにアンコールは無しだ。
チェンバロの配置がちょっと変わっていた。会場は上から見ると六角形(?)のような形をしていて、通常は壁に沿うような形で置くのだが、この日は中心に楽器の先を向けてあった。桐山氏はその脇に立ってヴァイオリンを弾く。聴衆は三方から取り囲んで聴くのである。近江楽堂にはよく行くが、こんなのは初めて見た。
客席は満員御礼状態になって、壁際にさらに椅子を追加して並べていたほどだ。
近年は「イタリア過激派」ばかりが持てはやされる傾向にあるが、この二人の演奏はそんな風潮とは無縁の、あくまで正統派なアプローチである。奇をてらうことなく曲の良さを最大限に引き出すものだった。
それと長年コンビ組んでるゆえ桐山&大塚ペアは息もピッタリ。萌えてエエですか~
ただ、さすがに長丁場だったので10番、11番あたりは若干、弦の乱れがあったような……(^^?) トーシロだから気のせいだったかも知れませんが。
しかし、ラストの「ラ・フォリア」の熱演で会場もまた熱い拍手を送ったのであった。奏者、聴衆共に気力を集中した濃い~時間だったのは間違いなし。
次回はどの作曲家をやってくれるかな。今から楽しみである。
【関連リンク】
《くまった日記》
えっ(!o!)「繰り返しを省略」で怒って帰った人がいたの
もしかして、受付に「繰り返し省略されて頭に来た(-_-メ)」とわざわざ言って帰ったとか?
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