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2013年5月 5日 (日)

「クラウド アトラス」:一口で六味おいしい、か?

130505
監督:ウォシャウスキー姉弟、トム・ティクヴァ
出演:トム・ハンクス他
米国2012年

商店街に「ジブリ・グッズ大安売りshine」という看板が出ている。思わず店に入って商品を手に取り眺めてみると、なんだか変だ。どうも作りが安っぽいし、トトロの模様も微妙に違っているようだ。こいつはまがい物ではないか? そこで、看板をもう一度よくよく見なおしてみるとこう書いてあった。
「ジブソ・グッズ大安売り」

--というような映画であった。やられた~~っ\(-o-)/てなもんである。
1849年から文明が崩壊した未来まで、異なる時代の異なった6つのエピソードが並行して進んでいく。
まるで6種類の料理がプレートに少しずつ乗ってるランチみたい。数が多くて豪華に見えるが、それぞれの料理はおいしいとは言えないし、そもそも6種類もいらないっていうのよpunch

特に未来を描いた二編がひどい。今どき誰もやらないような古色蒼然、既視感バリバリ、B級SF臭紛々たる話だ。
老人ホームのエピソードはドタバタ喜劇のつもりなのか? でも笑えなかった。
「クラウドアトラス六重奏」noteというのが思わせぶりで、もっと後の時代まで登場するのかと思ったら、出て来なくなっちゃってこれまた期待外れ。
過去の時代の三編は本来はもっと長くてもいいような話が、中途半端に短縮されている印象だ。

主な役者にそれぞれの話で色んな役を割り当てて、隠し芸大会もどきの演技をやらせて何を描きたかったのかさっぱり分からなかった。
なに(^^?)いつの時代も人は愛と自由のために闘い続けるって?

人間はいつも闘っている。今も、この地球の上のどこかで誰かが常に闘っている。愛と自由のためじゃないかも知れないが、闘っているよ。そんなことは分かり切っていることじゃないかね。

まあ、この映画を見て唯一分かったのは「ハル・ベリーはやっぱり美人」ということだけだったといえよう。


ハル・ベリー美人度:9点
ペ・ドゥナ人工美人度:8点

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コメント

だめでしたか、この映画。わたしは『アムール』よりはず~っと楽しめたのですが。。。超豪華B級映画として。
ベン・ウィショーの憂いと狡さを交互に出す表情に泣かされたというのも大きいです。

ところで先日ようやく『預言者』TV放映されたのを見て、凄い、その年のベスト映画に選ばれて当然、と納得しました。
主役二人が去年観たベルギー映画で義理の親子役になってるのもグー。

投稿: レイネ | 2013年5月 5日 (日) 17時19分

どうも面白いと思うツボが、レイネさんとはベクトルが正反対のようですねえ(^^;)
私は『預言者』を見て「二度と見ない監督リスト」に入れてしまいました。

投稿: さわやか革命 | 2013年5月 6日 (月) 00時36分

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