小江戸コンセール 第2回演奏会「フランス人」:サロン的気分の楽しみ
小江戸コンセールはトラヴェルソ新井道代、ヴァイオリン天野寿彦、ガンバ田中孝子、チェンバロ佐藤麻衣子によるグループ。実は行くまですっかり忘れていたのだが、この中の3人の演奏会に過去に行った事があるのを思い出したのだった。
「フランス人」というのはもちろんクープランの「諸国の人々」から取っていて、他にマレ、オトテール、デュフリ、ルクレールとフランスもの定番作曲家の作品が聞けた。
この日の近江楽堂は、椅子がゆったりと並べられサロン風状態で環境的にもピッタリ。例の如く冷房は効き過ぎだったが、仕方ない。
中ではトラヴェルソ+チェンバロのオトテールが感情が豊かで凝縮され、聞きごたえあり。笛の音を心ゆくまで堪能できました。
鍵盤ソロのデュフリ「三美神」は音が小さな粒になってキラキラ光っているよう。
4人のアンサンブルとなると「堅実」の一言。ただ堅実が過ぎて、時折それが裏目に出てしまう部分があったのは残念であった。
また次のコンサートを期待しておりまーす(@^^)/~~~
ところでお隣のオペラシティ・アートギャラリーでは翌日から始まる「アートがあれば2」の内覧会をやっているようだった。内覧会ってこんなに人が来るのかというほど、人がいっぱいいた。写メ撮っておけばよかったな。
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