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2013年7月 7日 (日)

「イギリス音楽の楽しみ」:三音一体

130707
H・パーセルの作品を中心に
演奏:宇治川朝政、福間彩ほか
会場:日本福音ルーテル東京教会
2013年6月28日

この前の週はチョイ悪リコーダーのダン・ラウリン山岡&太田の師弟共演と、リコーダー週間だったが、さらに続いてこの日もまたリコーダーの宇治川朝政とチェンバロ福間彩を中心にしたコンサートがあった。
ゲストはソプラノの広瀬奈緒、そして再々出演のガンバのジョシュ・チータムheart01である。

以前のドイツものフランスものに続き、今回はタイトル通り英国特集だった。

前半は英国で活躍した様々な作曲家の器楽曲を中心に、声楽も2曲入った。半分以上は初めて名前を聞くという超マイナーなラインナップである。
クロフトという人のソナタは柔和で落ち着いた曲調、これまた初めて聞くペイジブルのソナタは溌剌とし、宇治川氏を中心に三人のコンビネーションは万華鏡のように様々な響きを作り出していた。

合間にチェンバロ、ガンバのそれぞれソロもあり。特にチータム氏(いよっthunder待ってました)のトバイアス・ヒュームの独奏曲は短いが、聴く者を夢見心地shineに誘うものだった。なんつーか、E・ガッティのヴァイオリンの音が一音だけ弾いても独特で他と異なるように、彼のガンバの音もそういう所があるんじゃないかと思える。もう一音だけでも心に染み入ってくるのであったよ(゜-゜)

後半はパーセル。広瀬奈緒を中心に短縮版『妖精の女王』である。広瀬女史の話によると、構成を色々考えたそうだが、元々音楽だけだと話はあって無きが如しみたいな作品である。数十分で奏者の数は少なくても、立派に「妖精」の世界が形作られていた。
宇治川氏はその間、各種リコーダーをとっかえひっかえて演奏し、歌と同様、いやそれ以上に雄弁かつ多彩に描写していたのだった。

器楽三人だけでパーセルのトリオソナタも一曲だけやったけど、これまた三者が融合したかのような聞かせて泣かせるものだった。
「イギリス独特のはかなさと美しさ」がここに凝縮されていたと言っても過言ではない。

だが、それなのに会場の入りは今イチであったdown なぜだっ(`´メ)
次回はオーボエのT・メラナーが再び共演とのこと。目指せ、満員御礼fullである。
あ、チータム氏もまたいつかお願いします(^人^)ヨロシク

この日は晴れてたがジメジメmistな日だったためか、調弦が大変だったようだ。リコーダーさえも調子が悪かった?
金曜夜の新大久保は人がいっぱいで、会場までたどり着くのに時間がかかりいつもイライラする。車道を歩いている人を何人か見かけたが、私もやりたくなった。


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