「コントラポントと祝う楽しいクリスマス」:管楽器4本でメデタサ4倍
ドイツ・バロックの豪華なクリスマス音楽
演奏:花井哲郎+コントラポント
会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール
2013年12月15日
恒例のコントラポントのクリスマス公演である。今回はドイツ・バロックで大人数の合唱はなく、少人数での演奏となった。
後半がシュッツを4作品で固めたのに対し、前半は同じくドイツ三大Sのシャイン、シャイト、そしてプレトリウス、ハンマーシュミットという構成である。
声楽7人、器楽10人(一人は歌手兼任)という小規模ながらツィンク(コルネット)、サックバット(トロンボーン)が入っているので極めて華やかな響きがある。いかにもメデタイなという印象である。
特にこの二種の管をナマで聞いたのは久し振りだったので、新鮮に響きウットリと聞いてしまった。
一番の目玉だったシュッツの「イエス・キリスト降誕の物語」は、テノールの谷口洋介が福音書家役で語り、様々に編成を変えて誕生の物語を歌う。クリスマスにふさわしい演奏だった。
次回は若手の歌手たちによるパレストリーナとのこと。過去にジェズアルドの公演をやって、それがとてもよかったのでぜひ行きたかったが、なんとBCJのミューザ川崎「ヨハネ受難曲」と重なっているので不可能なのであーる(T^T)クーッ
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