「大貫妙子 40th anniversary LIVE」:40年間進行中
大貫妙子が音楽生活40周年(シュガー・ベイブ時代も入れて)ということで、記念コンサートを行った。メデタイぞっと\(^o^)/
なんでも即日完売だったそうだ。私は先行発売で買ったので入手できたが、席は2階席だった。もちろんオペラグラス持参である。
編成は近年のアコースティック仕様ではなく、ダブルドラムス、ダブル鍵盤、ギターとベースもエレキ。一曲目は懐かしやユーロビート風(?)「カルナバル」だった。
選曲は何気に最近出たトリビュート・アルバムに影響を受けているようだったなあ。
「都会」ってそんな以前はやっててなかったと思う。「海と少年」なんて「自分じゃあまり好きではない」(会場から微妙な笑い声が漏れる)と言いつつも歌った。これもトリビュート盤に矢野顕子のカヴァーが入っている。
細野晴臣と鈴木茂がゲスト出演するのが事前にアナウンスされていた。もっとも私はそれを当日配布のチラシで知ったのだけど。
録音ヴァージョンよりもやたらと難しい(聞いていると頭が分裂してくるような)アレンジの「ファム・ファタール」(ホソノ作曲)が始まると、会場では「ああ次に来るな」と期待が高まるのであった。
そして、細野&鈴木両人が登場したかと思ったら、なんとその後から「第三の男」が出現(!o!) 会場がどよめく中、キーボード席に現われたのは松任谷正隆であった
ドラムスの一人は林立夫だったから期せずしてキャラメル・ママになってしまったのだ。こりゃ大変だ~ 松任谷氏の生演もかなり珍しい。
大貫妙子は彼らをバックに「色彩都市」を歌ったが、これはトリビュート盤で松任谷由美が同じバックでやったアレンジである。彼女はこのアレンジが気に入ったらしくて、これからはこのヴァージョンでやると宣言まであった。
鈴木茂は大昔に一度ナマで聞いたような記憶があるが、そのギターの音圧(音の大きさという意味ではない)と迫力に驚いた。やはり、ソロとして名を成すものは一段違うんだなと改めて思い知ったです。
他にはハナレグミもゲスト出演。こちらの「Happy-Go-Lucky」はオリジナル版のアレンジであった。
その後は終盤となり「やっと緊張が解けて来たのにもう終わりになっちゃう~」とジタバタするター坊はかあいかったですよ、ハイ(^O^) とても40周年とは思えません。
それにしても林立夫は一人だけ、ずっと出ずっぱりでドラム叩き続けていた。もういい歳と思うけど、エネルギーありますなあ。
WOWOWの収録が入っていて、5月11日に放送されるそうだ。ファンの皆さん今から加入すれば間に合います。注―WOWOWの回し者ではありません。
ライヴの途中で小林聡美ともたいまさこが花束持ってステージに現われた。なんでも映画音楽担当した繋がりらしいが、どうも5月の映画特集の番宣くさかったかも。
40周年とはいえ、過去のものではない現在進行形の音楽だった。大満足して家へ帰って、トリビュート盤をまた聞いちゃいました(^^♪
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