バッハ・コレギウム・ジャパン第108回定期演奏会:所沢のツケを初台で払う
会場:東京オペラシティ コンサートホール
2014年6月1日
期せずしてラ・プティット・バンドの所沢公演と連チャンになってしまったBCJ定期。前日ほどではなかったがこの日も暑くてグロッキー気味であった。
前菜(?)のオルガン演奏は息子ではなく鈴木雅昭御大が担当であった。
カンタータでもチェンバロを担当しつつ弾き振りしていた。(息子)優人氏はポジティフ・オルガンを。さらにチェロは武澤秀平で、(弟)秀美氏の姿はなし。分離独立があったのか、新体制でこのまま行くのか、などなど疑問を残しつつ演奏は進んでいくのであったよ。
今回は今の季節と教会暦を合わせて三位一体節のカンタータを三曲である。二つのオルガン曲に続きBWV20、30番と演奏された。
……のであるが(ーー;)
正直に告白すれば、グロッキーのまま完全に沈没してしまいほとんど覚えていないのであった
なんたることか。バッハ先生許して
これではイカン(> <)と、休憩時に地下のイタリアン・カフェへ直行。エスプレッソをキューッと一杯あおると
効く~~~っ\(◎o◎)/!
さすが本場モンのカフェインは違う(意味不明)。
そして、私は再び後半の大曲75番へと向かったのであったよ。
75番はバッハ先生ライプツィヒ時代最初のカンタータということで、二部編成の長めの曲である。
5曲目、ソプラノのアリアは、三宮氏のオーボエ・ダモーレと組んだ松井亜季の見せ場ならぬ聞かせ場で、技巧にうるさい方々も満足させそうな出来だった。これであともう少し線が細い印象を払拭すれば言うことなしだろう。
12曲目のアリア、バス独唱はこの日歌手では唯一の外人部隊だったドミニク・ベルナーが歌った。この曲では器楽陣でやはり単独外人部隊のトランペットのギィ・フェルベが絡んで、堂々として心に響く力を感じさせた。
綿との席からはよく見えなかったが、トランペットは穴あきだったのか? やはり安定した音で聞きやすかったですのう(^_^;)
プログラムの訳詞の活字だけが大きくてちょっとビックリ。前からこんなだったっけ? 聴衆の老眼対策かねえ
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