« 「プリズナーズ」:父殴る、蹴る、暴れる | トップページ | 聴かずに死ねるか:マイナー・コンサート編 8月版 »

2014年7月21日 (月)

「不滅のタブラトゥーラ」:目指せ2031年

140722
結団30周年記念大演奏会
演奏:タブラトゥーラ
会場:ハクジュホール
2014年7月11日

結団30周年記念として所沢での前哨戦コンサートを聞いたタブラトゥーラ、いよいよ本番の記念ツァーに突入である。

とはいえ、曲目などはほとんど所沢と同じだったもよう。ただ、どういうわけか新曲2曲の題名が変わっていたようだが(曲自体は同じ)。
違っていたのは、聴衆の方である。もう1曲目の「エル・ソンブレロ」からノる気まんまん。恒例のブラボー練習なくても、客席からブラボーと歓声が飛び交うのであった。

も一つ違っていたのは、前半と後半のそれぞれ終わりにゲストが登場したことだ。
外見はかなり年上に見えるが、実は入団してからの年数は一番少ない(&実年齢も下から二番目)山崎まさし作「コンパス」では、女性フラメンコダンサーの三枝麻衣が踊った。そのダイナミックな迫力に一同、演奏の真剣度が格段に上がったのは間違いない。
激しいステップに、「音楽専用ホールなのにステージの床大丈夫かしらん」なんて心配しちゃったが、板を重ねて貼っていたのだった。

後半は「モロッコかぶれ」でベリーダンスが入った。ダンサーはニキという娘さんで、童顔のせいかもしれないがすごーく若く見えた。二十歳前ぐらい 衣装からはみ出すお肌なんかもピッチピチだぁ~。
こちらではバックのオヂサン達は急にヘロヘロした様子になり、これまでとはまた違ったノリである。特に団長は嬉しさのあまりニヤニヤ笑いが止まらないようだった。「ああ、我が家にもこんなヨメが来てくれれば……(*^。^*)」みたいな感じ。

最後はいつものダンス大会となって、客はほぼ総立ち状態(年齢が高めの人も多いので、立つのがメンドくさいらしい人もいた)であった。

今回もメンバー&楽器紹介は各自でマイクを回してやったが、江崎浩司に対していい歳をこいて田崎瑞博が対抗心を燃やしており、感心できなかった 「その人間性は決して褒められたものではない」という一端をかいま見た思いである。

プログラムには「30年の歩みとその後」という一覧表があって、眺めていると私は皿回しをやっていた時代を知らず、聞き始めたのはどうやら2000年あたりからのようだ。それでも約15年であるよ。
さらに来年は「祝!団長古希記念大演奏会」となっている。そして一番最後の2031年には「祝!江崎浩司還暦記念大演奏会」とあるが、本当にやるんですかっ(!o!)


| |

« 「プリズナーズ」:父殴る、蹴る、暴れる | トップページ | 聴かずに死ねるか:マイナー・コンサート編 8月版 »

コメント

自分も白寿ホール行ってました。笑)
もちろんダンス大会ではステージで踊りましたよ。
今ではそのほとんどがオリジナル曲。古楽バンドとしてはどうなのという感じですが素晴らしい物は関係ないのかもしれませんな。
自分はライブに行くようになったのはギリギリショータイムがあった時代でした。ファンイベントなんかも淀橋の自治会館(木造平屋)で料理を持ち寄りでやってたりして面白かったです。その時オークションで競り落としたポンマーのダブルリード(300円)は今でも机前にケースにいれて飾ってあります。

投稿: 常蔵 | 2014年8月 4日 (月) 00時08分

おお、ステージ上で踊ってた方ですか(^^)/

もはや「古楽バンド」ではなくて「古楽もあるでよバンド」でしょうかね。
このまま2031年まで行ったら、団員一同「生ける古楽」になりそうです。

投稿: さわやか革命 | 2014年8月 5日 (火) 22時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「不滅のタブラトゥーラ」:目指せ2031年:

« 「プリズナーズ」:父殴る、蹴る、暴れる | トップページ | 聴かずに死ねるか:マイナー・コンサート編 8月版 »