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2014年8月17日 (日)

シマン・ウィピエ第1回公演「フォルクレ」:尊大で悪魔のようなあいつ

140817
会場:近江楽堂
2014年8月9日

シスマン・ウィピエとはフランスで主に活動している曾田賢寿、郡司和也、野澤知子のチェンバリスト3人組のグループである。名前の意味は6つの手と8つの足(フィート)とのこと。

あの近江楽堂に3台もチェンバロ入れて弾くのかしらん? そしたらかなりうるさく響きすぎなんじゃないか(^^?)なんて思いつつ行ってみたのであった。
そうしたら、一台はとても小さい「オクタヴィーノ」というやつで、1オクターヴ高い音が出るそうな。
しかも、そのチッコイのを使用したのは最後の曲とアンコールだけで、他は2台をとっかえひっかえ交代で弾いてたのだった。

その2台の片方は1733年のモデルに基づくとのことで、素晴らしい装飾の絵が描かれていて、見るだけでも素晴らしいものだった。(もう一台は会場備え付けのヤツ?)

冒頭はライバルであったマレのオペラの序曲などをチェンバロ用に編曲したもの。その後はフォルクレのヴィオール曲のやはり編曲版で、それにさらにヴィオール版の通奏低音パートを付けて二人で演奏したりした。こちらは低めの教会の鐘のようなかなり重々しい音になった。

他にはクープラン、デュフリ、ラモーなどの曲で、フォルクレがタイトルになっている曲を弾いた。特にクープランの曲のタイトルは「尊大、またはフォルクレ」--って、これは喧嘩売ってるんだろうかbomb まあ、なんか近寄りがたい人物だったんでしょうな。
他にはバリエールという初めて聞く作曲家の作品もあった。

ラストはこの日が世界初演の、三人のための書下ろしの曲を演奏。ユーモラスな曲調の作品だった。フランス人の作者も会場に来ていた。

三人の衣装は並ぶとトリコロール・カラーになるように配色。とことんフランスにこだわったコンサートで、聴く方も耳の奥までフランス趣味で染まったのでありましたよ。
来年の第2回はバッハとのこと。これまた楽しみですう(^^)/


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