2014年だよ、全員終了!
早くも大みそかとなってしまいました。
手短に振り返ってみたいと思います。
→来年のカレンダーは「ねこはい」だっ
◆古楽系
☆公演(開催順)
*ブクステフーデ「わたしたちのイエスの四肢」(ラ・フォンテヴェルデ、ザ・ロイヤル・コンソート)
*「フランス音楽の彩を楽しむ 5」(宇治川朝政+ジョシュ・チータム+福間彩)
クープラン中心のプログラム。
*バッハ「マタイ受難曲」(バッハ・コレギウム・ジャパン)
テュルク氏引退(T^T)
*「モンテヴェルディ―愛の二態」
*レクチャーコンサート「楽器と巡る音楽の旅」
企画自体ありがたいものだったが、とにかく寺神戸氏のヴァイオリン弾き倒しは衝撃的だった。
☆よく聞いたディスク
*「南から北へ 十七世紀ドイツ・バロックの歌と幻想」(ハナ・ブラジコヴァー&アンサンブル・コルダルテ)
ハナたん
*ヴィヴァルディ「弦楽のための協奏曲集 Vol.2」(リナルド・アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノ)
ゴゴゴ……という、怪物が潜む湖の底みたいな通奏低音に心躍るのであった。
*「いざ来ませ、異邦人の救い主よ ~ フランス風序曲とドイツの作曲家たち」(バッハ・プレイヤーズ)
最近、輸入盤がドッと入ってきたこのグループ、なかなかに聞かせる。他のディスクも買い込んだ。
その他、リチェルカール・コンソートは声楽、器楽を問わず聞きまくりであった。
◆ロック・ポップス
*「ヘンドラ」(ベン・ワット)
31年目にしてでたセカンド・ソロアルバム! 何より、以前の瑞々しさが変わらぬまま円熟しているのに驚いた。サマーソニックでのライヴ収録見てたら「ノース・マリン・ドライヴ」をやってくれたのには涙目ですよ。
*「ビューティフル・ライフ」(ダイアン・リーヴス)
歌唱もいいがサウンドやアレンジも素晴らしい。ベテランの域に入る人なのに確実に今の音も捉えている。
◆本
*「女子高生の裏社会」(仁藤夢乃)
読むと暗澹たる気分になる。でもこれが現実なのだ。
*「状況証拠」(スティーヴ・マルティニ)
20年も前の復刊だが、最近のいい加減なミステリーよりずっとよく出来ていて面白い。現在4作目を読書中。
*「五色の舟」(近藤ようこ)
津原泰水の原作をマンガ化したもの。原作はドライな感じだが、こちらは意図的にしみじみとした寂寥感を出しているようだ。「悪童日記」の映画版と共に、原作と見比べると「なるほど、こういう部分を切ってこういうのを付けたすのか」というのがよく分かる。
*「木曜日のフルット」(石黒正数)
「ネコの表紙かわいい~」とよく分からず買ってしまったが、ネコのフルットよりも人間の鯨井先輩に学ぶところ多し。私も定年退職したら再就職なぞ絶対せずに、彼女のようにゴロゴロして暮らすぞ~。
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