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2014年12月20日 (土)

バッハ・コレギウム・ジャパン第110回定期演奏会:イタリア帰りのすごい奴

141220
ハインリヒ・シュッツ:ダヴィデ詩編曲集を中心に
会場:東京オペラシティ コンサートホール
2014年11月24日

今回の定期はバッハ先生ではなく、ドイツ三大Sの一人のシュッツである。シュッツの作品はナマではまとめて聞く機会はあまりない。それでも他の二人のSよりはマシだろうが。
「ダヴィデ詩編曲集」昔、F・ベルニウスの指揮の録音を聞いていたが、かなり昔過ぎて記憶の彼方downwardrightなのだった。

演奏者の目玉はコンチェルト・パラティーノ参加だ~\(^o^)/。通常の定期よりは弦の数が少ない代わりに、管楽器陣がこれにより充実。コルネット、トロンボーンが3人ずつ。さらにリコーダー二本も。通底には鈴木(息子)に加え、お久しぶりの大塚直哉もチェンバロで登場であった。

曲毎に合唱、ソリスト、弦や管のグループがそれぞれ組み合わせや編成を変え、立つ配置も大きく移動する。そのせいか、今回マサアキ氏は曲間でマイクを握って解説し、背後でサクサクと移動していた。こうして見ると、録音では分かりにくい効果がナマで視覚的に分かってよかった。
楽器と声が様々な形で交錯する様は、ヴェネツィアで学んだG・ガブリエリ直伝(?)万華鏡のように華やかで色彩にあふれていた。その響きに魅了されずにはいられない。一方で、後年のドイツ宗教音楽的な実直さも感じられた。
ただ、パンフの編成書きが一部実際と違っていたのは単なる書き落としかね(?_?)

いつもの如く、ソリスト・合唱共に高水準。バッハ以前のドイツ宗教音楽を目の当たりに聞く思いだった。
ちころで、合唱の方にいたカウンターテナーの男性はなんだか青木洋也と、体型とか顔の造作がソックリsign01 兄弟とは言えずとも「いとこ」ぐらいなら通りそうな感じである。

コンチェルト・パラティーノの音は深く美しく、特に「涙をもて種を播く者らは」でのトロンボーンには陶然となった。
今回、彼らはBCJ会員向けの特別コンサートしかやらなかったのは残念至極である。ぜひ単独コンサートをやって欲しかった。

ところで、近くの席の若い男性が曲間でも(演奏中はさすがになかったが)ペットボトルをクビグビやってるのには驚いた。「飲食禁止」だっちゅーのに。会場内で飲んでるだけの人なら他にも数人見かけた。最近はペットボトルは「飲み物」に入らないのかng
そいつは飲むだけでなく、椅子の下に数本ゴロゴロ転がしてたり(なんで前の座席の背に立てかけとかないの?)、買い物のポリ袋をやはり足の下に置いといて演奏中に踏んづけてグチャグチャ雑音を立てたりしてマイッタ(@_@;)
こういうのって基本的な生活習慣なのかね。


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