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2015年3月29日 (日)

「聖週間のア・カペラ合唱音楽」:教会の中の時間と外の時間

150329
演奏:花井哲郎&コントラポント
会場:日本聖公会神田キリスト教会
2015年3月22日

ビクトリアというとタリス・スコラーズのような海外の有名グループが来日した時にやってくれる時ぐらいしか、なかなかまとめて聞く機会は少ない。
花井哲郎の解説によると、ルネサンス最後期の作曲家である彼の作品は、言葉の表現こだわって作曲され、バロック的な劇的な表現が潜んでいるとのことだ。
この日は、復活祭の前日までの一週間に演奏される宗教曲のプログラムだった。すべてアカペラ曲である。

「枝の主日」(日曜日)、「聖木曜日の讃歌」と小曲の後にドーンfujiと来たのが三部に別れた「聖金曜日の朝課」であった。
当時の典礼の形をなるべく再現するということで、単旋律のグレゴリオ聖歌や朗読を合間に挟んで演奏された。
通常の演奏会と違って、グレゴリオ聖歌のモノクロの世界の後に、ビクトリアのポリフォニー曲が現れると、目が覚めるような色彩が感じられる。
それは美しい教会のステンドグラスのように光り輝き、眼前(耳前?)に立ち現われてくるのであった。

合唱隊は若手ばかりの12名で、中にはまだ修行中みたいな人も若干名いたようだが、思わず聞き入る精妙なコーラスであった。
会場もこじんまりした教会で、前方上部とサイドの窓にステンドガラスがはまっていて、何やら神聖な気分を一層にかもし出していた。

ただ、教会の外は秋葉原に隣接した地区とあって、何やらヲタクっぽい人たちが多数ウロウロと歩き食いしたり座り込んだり、さらに目と鼻の先にはメイド喫茶kissmarkがあって女の子が客引きをしているのであったdanger
演奏中も俗世の騒音が容赦なく聞こえてきてましたな(^O^)

で、終演して外に出てから気づいたのだが、どうもかなり昔にやはり演奏会でこの教会に来たことがあるようなのだ。当時は周囲に自作PC向けの基盤なんかを売っている店が数軒見かけたぐらいだったが、変われば変わるもんである。


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