「18世紀ドイツとフランスの室内楽曲を集めて」:音楽ならぬ音苦?

小江戸コンセール第3回演奏会
会場:小江戸蔵里展示蔵ギャラリー
2015年4月19日
「大江戸バロック」に対抗?したのかどうかは知らないが、グループ名「小江戸コンセール」のコンサートに行ってきた。会場があるのは古の城下町・川越で、小江戸と呼ばれている。その名産品や土産物を売っている施設の展示室で、元々は蔵だったらしい。
で、埼玉出身・在住の4人のバロック演奏家が集まって演奏するわけである。。
内容はタイトル通り、バッハを始め、ヘンデル、テレマン、フランス勢はマレ、クープラン、ラモーの合奏曲、独奏曲だった。
全体的に着実、かつ誠意のこもった演奏だった。だが、トラヴェルソ新井道代の「恋のうぐいす」やガンバ田中孝子の「フォリア」はややそれが裏目に出てしまった印象で、あまり「恋」「熱狂」な面が出て来なかったのは残念だった。
ヴァイオリン天野寿彦、チェンバロ新井道代のバッハのソナタは、逆にその堅固さが良い方に出たようだ。
蔵だった会場は小さめで音はクリアに聞こえたけれど、残響はあまりないようでちょっと潤いに乏しい音だった。防音がされてないらしくて、選挙カーの声が聞こえてきてしまったのもなんだかなあ。
さらに参ったのは客の方である。そばの席に座っていた人は土産物コーナーで買ったのか小さなポリ袋を膝に乗せていて、身じろぎする度にシャワシャワと耳障りな音
がするのだった。
休憩時間中の会話によると、よくコンサートに行き、さらに自分も楽器をやっている人物のようである。
そういう人でも自分の出す騒音は気にならないようだ。そこで判明したのは、コンサート初心者とか鑑賞マナーがどうのこうのというより、雑音を気にするかしないかその人個人によるということであった。
さらにもう一つの打撃は、最前列に座っていた親子連れである。小さな女の子は前半は我慢していたが後半では遂に飽きてしまったらしく、演奏中にモゾモゾしだし、自分のカバンからおもちゃを取り出して眺めたり、しまいにはお絵かき帖を取り出して塗り絵を始めたのだった
その間もカバンを上げたり下げたりペンを床に転がしたり。
キターッ━━━━(^∀^)━━━━!! 過去にイタリア文化会館であったゲーム少年以来の事案発生である![]()
それを、バッハを熱演している天野氏の真横でやってるもんだから、どうしても目に入らずにはいかない。おかげで気になってこちらの集中力もゼロに等しく低下したのであった![]()
どうして、飽きると分かっている小さな子供をわざわざ最前列に座らせるかね。親の神経を疑わざるを得ない。まあ、きっと誰かの関係者なんだろう。
終演後に、別の関係者とおぼしき人物が件の親子に近づいてきて、「よくガマンできたねー、偉いねー」とその子どもに話しかけていた。
今日やった音楽は我慢して聞くようなものなのか! そんなものを子供に聞かせるのか。さらにそれを大人しく聞いていた他の客はなんなのか。ハゲしく問い質したいもんである。
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