「コレッリへのオマージュ」:誰もがコレッリを愛してる!
コレッリに直接師事したり、あるいは影響を受けた作曲家を集めたプログラム。演奏するは、リコーダーが水内謙一&宇治川朝政、ガンバ田中孝子、チェンバロ村上暁美の4人である。
全く知らない作曲家の二人ペーツ、ソミスはそれぞれローマ留学して直接コレッリに教わったとか。後者はヴァイオリニストとして名をはせたそうである。(もっとも、この日演奏されたのはガンバ曲だったが)
テレマン2曲演奏。2本のリコーダーのためのソナタと、もろにコレッリの作風を模したソナタをやった。
その他はオトテール、モンテクレールで、コレッリ御大の作品は合奏協奏曲をリコーダー用に編曲したものと、トリオソナタだった。
いずれも「コレッリ愛」に満ちた作品にして、演奏だった。こういう企画は非常に面白いので、今後もお願いしま~す(^人^)
チェンバロは会場備え付けのでなく、中国趣味の白い地に絵が描かれた美しいものだった。当時流行ったマイセンの陶器を模したのだという。
この楽器でヘンデルの鍵盤曲を演奏する時に、村上女史は楽器の中の爪は本物の鳥の羽を使用していると実物の羽まで見せながら解説してくれた。やはり本物だと音が違うそうである。写真撮っておけばよかったと後悔した。
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