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2015年8月 1日 (土)

「コレッリ!!」:文化果つる地にも名演あり

150801
演奏:寺神戸亮&チョー・ソンヨン
会場:松明堂音楽ホール
2014年7月18日

この会場で、寺神戸氏が韓国出身の鍵盤奏者との組み合わせでやるのは2回目とのこと。そういや、確か前回はパスしちゃったような……(^^ゞ

前半はコレッリの教会ソナタ、後半は室内ソナタで、合間にチョー女史がD・スカルラッティの独奏曲を弾くという構成である。
寺神戸氏の話を聞くと、コレッリ前とコレッリ後ではヴァイオリン演奏が激変したと言ってよい印象。そんな熱のこもった演奏を聞かせてくれた。
湿気の多い日だったので、楽器の調整は大変だったと思われるtyphoon

対して、スカルラッティは技巧的で洗練されてて、ほとばしる才気というものをそのまま音楽にしたようである。チョー女史は率直、何の邪念もないストレートさでそんなスカルラッティの世界を表現した。
ただ、正直なところこの作曲家は隙がなさ過ぎて、個人的にはどうも苦手である。

ラストが「フォリア」である。昨年、「楽器と巡る音楽の旅」レクチャー・コンサートでやはり同じ曲を聞いた時も、楽器を弾き倒している(!o!)と感じたほどの迫力だった。
で、これまで何回も寺神戸氏の演奏で接しているにもかかわらず、やはり今回も熱の塊が奔流のようになっている激越さ。特に前の方の座席で間近だったせいもあるだろうか、聴いているうちに目に涙がにじんできた。
「過激」と言ってもイタリア過激派とは全く違う。流動する音そのものの衝撃。果たしてコレッリもこんな風に弾いたのか、なんて思っちまいました。

だがそんな演奏だったにも関わらず、会場は6割の入り……4人掛けの長椅子に二人ずつぐらいしか座っていなかったのだよ(T_T)

一体これはどうしたことかっimpact(机をバンと叩く)
本来ならば、埼玉の古楽ファン全員は新所沢に参集すべし(*`ε´*)ノ☆
これだから埼玉は文化果つる地などと言われてしまうのであるよng


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