「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」:強い敵と気の合わない味方、どっちに手を焼く?
監督:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニー・Jr
米国2015年
「アベンジャーズ」の第2作。
格闘技系とかスポーツものマンガでよく「敵のインフレーション」というのがあるけど、こちらではなんと「味方のインフレ」状態。なんかどんどん味方が増えていっちゃう。それぞれのシリーズのサブキャラとか、新登場とか続々加入だ。
こんなんでいいんですかっ! 数多くすればいいってもんではないのでは(?_?) 役者の出演料かさむし、そのうち味方100人敵1人なんてなっちゃうかも。
味方が増えた分、話が薄くなったような気がする。物語の展開に求心力というものがない。画面に色んな物がたくさん出ているけど、どこを見たらいいのやら分からないのだ。
味方同士の内紛も取ってつけたようなイメージあり。
各シリーズをちゃんと見ていないせいか意味不明の部分もあった。例えば、ソーが泉に行って宝石を発見するところ。あれはなんだったのか。その後には登場してこないと思うが。
それから、敵キャラの意図も不明。これは邪悪な人工知能が最強のボディを欲したということでいいんだよね。でも、どうせネット上に存在してるんだったら、次々にボディを乗り換えて逃走してった方がいいんじゃないのと思ってしまう。ん?『攻殻』の見すぎかしらん。
見ている間は面白いことは面白いけど、終わるとなんだかあまり印象に残らない映画だった。次作見に行くかはビミョーなところである。
スタークのTシャツ:9点
ロマノフ&ハルク恋の行方:5点
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