「バッハのモテット」:燃えるバッハ

クリスマスコンサート2015
演奏:ラ・フォンテヴェルデ
会場:ハクジュホール
2015年12月18日
最近はモンテヴェルディの全曲演奏公演を続けているラ・フォンテヴェルデ。イタリアのマドリガーレが専門ではあるが、今回はクリスマス
コンサートということで、取り上げたのはバッハのモテットだった。
この曲だとやはり多人数の合唱がまず最初に頭に浮かぶが、彼らは当然ながら一人一声部での演奏である。
歌手は合計8人で、鍵盤・上尾直毅、チェロ・鈴木秀美が参加。
4曲のモテットは通常の大編成のものとは全く異なる表情を見せていたのは言うまでもない。これが同じ曲か(!o!)ってなぐらいに、表情に陰影あり、何やら情念が色濃く迫ってくる。謹厳実直な宗教曲、というイメージからかけ離れた別の一面を見せて(聞かせて)くれたのだった。
しかし一方で、各声部の横のバランスが崩れてバラバラに暴走しそうな危うさも感じたのも事実である。難曲だというし、実力派の彼らでもそうなってしまうのか……
などと思った。
合間にナオキ氏のトッカータと、ヒデミ氏の無伴奏チェロが入った。
ナオキ氏はトッカータでもモテットでも、オルガンの上にチェンバロ載せて双方を同じ曲中で併用。それも頻繁に交代で--こういうのって珍しいような。
オルガンは以前のコンサートでも使っていたふいご式のものだった。もちろんふいご係のオヂサンも同じ人だ。
以前にこのグループが同じ会場でやった時はほぼ満員状態が続いていたと思うんだけど……空席が結構あった。バッハ先生じゃ地味でダメなのかしらん(^_^メ)
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