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2016年3月27日 (日)

「ベテラン」:巨悪を倒すには過激をもってせよ

160327
監督:リュ・スンワン
出演:ファン・ジョンミン
韓国2015年

この映画のエンドクレジットの背景には、場面をコミックス風に再現したイラストが使われている。まるで、スチール写真をそのままなぞってコマ割して並べたようだ。
な、なるほど(+o+;)、これって日本だったら青年マンガ誌の劇画をそのまま映画化したようなもんだ--と最後に思い至った。
そう思えば全てがバカバカしいほどに大げさなのも納得だあ~\(◎o◎)/!

規格外れ刑事対大企業の御曹司というのが基本線だが、主人公の刑事とそのチームはいい加減さ・デタラメさと紙一重な捜査で大活躍している。オーバーに言えばどっちが犯罪者か見分けがつかないほどだtyphoon
一方の御曹司は我がままが度を過ぎ--というよりは、あなた病院行って一度見てもらった方がいんじゃないですかあ(?o?)と言いたくなるほどの傍若無人ぶりである。(誰もが「ナッツリターン事件」を想起)

この両者が激突するのだからただでは済まない。双方ともやり過ぎの感あり。笑える場面も多いが、見てて疲れてしまったですよ( -o-) sigh...
もっとも、カーチェイス&クラッシュ場面は大迫力だった。あと、繁華街のど真ん中で二人が必死で大格闘しているのに、周囲の野次馬その他大勢が傍観してるスマホで撮ってるだけというのは、いかがなものかとも言いたくなっちゃった(^v^)

しかも、この中に登場するひどい暴力場面は実際に起こった事件をモデルにしているという。え゛~~っ(>O<) 恐ろしい。
この映画を見て皆さん溜飲を下げたんだろうか、韓国では大ヒットしたとのこと。やはりあちらの国でも不満が溜まっているようである。

韓国映画を年に一度見るか見ないかの人間なので、役者さんは知らない人ばかり。久々の超弩級悪役の御曹司を演じているユ・アインはこれまで、好青年をやってたという線の細い二枚目だが、そのギャップが面白いところだ。
それから、何かと飛び蹴りを食らわす凶暴な女刑事の女優さんは、韓国ではトップクラスのモデルとか……。とても信じられませんpunch
監督は『ベルリンファイル』をやっていた人。物語のタッチは逆だが、観客を引きずり回す強引な展開は得意技なようで。

観客は韓流ファン女性も多数。なんでもない場面で突然笑いが起こっていたが、誰かカメオ出演していたんざんしょか?


悪行度:9点
正義度:6点

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