「ロイスナーの音楽」:古リュートやかすれ飛び入る弦の音
はて(?_?)ロイスナーとは一体誰
とまず疑問がわくCD発売記念のコンサート。私も初めて聞いた名前であるが、17世紀の中ごろから後半にかけて活躍したリュート奏者とのことだ。
この日は、1676年に出版された曲集より二つの組曲が演奏された。内省的でかつ短いロイスナーの作品と芭蕉の俳諧の類似を感じた佐藤氏は、それとは対照的なテレマンとヴァイヘンベルガー(過去にやはりCDを出している)の作品も対比の意味で組み合わせた。
前半はかなりリラックスしゆっくりとした進行であった(^o^;)
録音では齢400歳の老リュート様のグライフを使ったが、どうも実際にはロイスナーはもう少し小ぶりな楽器を使ったらしいということで、ネックが3センチほど短いリュートを使用していた。
加えて、ロイスナーは史上初めて「組曲」という形態を作った人と聞いて驚いた。当時のイベリア半島には様々な民族がいて、アフリカ大陸から来たダンスから舞曲も生まれたなど、個々の曲ごとに解説が入ったりした。
前半だけで1時間以上かかってしまったためか、後半はお喋りを少なくしてスピードアップしたのだった![]()
テレマンの曲については、結構作品数はあるものの書き方が今一つ面白くない、弟子が書いたのかもなどという評価だった。この日の曲は当時のリュート奏者が書き加えた可能性もありとのことだった。
以前にも、某チェンバロ奏者が「どうも、テレマンの鍵盤曲はいいのがなくて」とぼやいていた(結局、テレマン特集なのに他人の作品を弾いた)こともあり、どうもテレマン先生は楽器の奏者によって評価が分かれるようである。
ロイスナーは確かに地味で渋過ぎて、佐藤氏ご本人によるチラシの解説にあるように一回聞いただけではよく分からなかった。CDをゲットしたので、これからよーく聞きこんでみよう。
本邦初演の曲もあったのに、近江楽堂はかなりスカスカな椅子の配置で満員には程遠かった。関東一円のリュート・ファンは何やってんじゃい(*`ε´*)ノ☆
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