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2016年10月10日 (月)

「テレマン in パリ」:テレマン先生旅日記

161009
大人気作曲家が旅先で見たもの
演奏:前田りり子ほか
会場:石橋メモリアルホール
2016年10月2日

しばらく前にテレマンの「パリ四重奏曲」コンサートがあって、解説ではテレマンがパリの名うての演奏家たちに向けて書いた作品とのことだった。今度は中心メンバーがほぼ同じ演奏家たちにより、その逆の立場--テレマンがパリで実際に耳にしたであろう音楽を再現してみようという企画である。

まずパリ四重奏曲の中の一曲から開始。その後はフォルクレ、ブラヴェ、ルクレール、クープランと当時の名作曲家にして名演奏家たちの世界が展開する。
ブラヴェのフルート協奏曲はもちろん前田りり子が吹きまくって、神技的演奏を聞かせた。一方、寺神戸亮はルクレールのヴァイオリン協奏曲を。こちらはルクレール魂を背後に背負って立つかのごとき、汗ほとばしる熱演である。この作曲家はソナタはよく聞いてるが、協奏曲は初めて聞いたような(^^?)

対称的にフォルクレ作品をガンバとチェンバロで弾いた上村かおりと曽根麻矢子は、ゆったりとした親密さを感じさせる空気を醸し出していた。テレマンもどこかのサロンでこんな風に聞いたのかしらん、などと思ってしまう。

ラストはF・クープランの「リュリ讃」。パリ在住というヴァイオリンの小池ユキ氏がフランス語で朗読したけれど、別に日本語でもいいんじゃないのとか思ってしまったのはナイショsecretである。(まあ、コンサートの趣旨からいえばやはりフランス語か)
寺神戸&池上コンビの演奏はあたかもコレッリとリュリが降臨したようであった。

休憩入れて2時間半近く、盛りだくさんでムギュッと充実していたコンサートだった。これで4千円は安過ぎです\(◎o◎)/!
新・福岡古楽音楽祭でも同内容でやったもよう。うらやましいぞ、福岡shine

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