「ゴーストバスターズ」:女の友情と機械と幽霊
監督:ポール・フェイグ
出演:メリッサ・マッカーシー
米国2016年
初代『ゴーストバスターズ』は映画館で見た。米国で大ヒットというのが日本でも結構評判になってヒットしたと記憶している。ただ、マシュマロマンについては米国の観客に大ウケというのが今イチ理解できなかった。(今でもよく分からん)
--てなことぐらいしか覚えていないのであるが、過去作を復習したりせずにリメイク、じゃなくてリブート版見に行きました~)^o^(
主要キャラクターがオリジナルと男女入れ替わっているので評判に……どころか、公開前から誹謗中傷の嵐が吹き荒れたというのでも話題になりましたな。
クリス・ヘムズワースの美男秘書も前作を踏襲しつつ、これまた男女逆転しているが、あまりにおバカ過ぎるんで言葉を失うというような人物を嬉しそうに演じていましたな。
前半から中盤の、4人が集まってお化け退治開始のくだりは爆笑する場面とそうでもないところが交互に出てきて、見てて困ってしまった。
彼女たちはSNLで人気だそうだが、TVのギャグのテンポを映画にそのまま持ち込んで間延びしてしまった印象。これは演出の問題だろう。
後半のアクション場面になると展開が生き生きとしてくる。ただ、登場する人形とか清教徒のパレードとか米国人でないとよく分からないネタが多い。前作に出ていたキャラがそこここに出没する。幾つ見つけられるかな、というお楽しみもあり。
また、80年代ネタのギャグも多かったので、軍隊や警官が踊る場面ではてっきり「スリラー」みたいにそのまま迫ってくるのかと予想してたら、結局何もなかった。よくよく考えるとあれはゴーストではなくてゾンビでしたな(^^ゞ
終盤の救出作戦でのエリン&アビー「女の友情」には萌えましたっ
キャラクターとしては、巷ではホルツマンの人気がやたらと高いのだが、なんだかモロ「男の子」がそのまま女に横滑りしたみたいで、個人的にはあまり興味を持てなかった。ただ、ラストのレストランでの「演説」は感動したっ(^o^)丿
4人目のパティについては折角の「NYを知り尽くす歴女」という設定なんだから、1時間ぐらいウンチクを語り倒して他のメンバーを圧倒する、というような場面が欲しかったところだ。
全体としては役者はいいし、下手に恋愛ネタなど出て来なくてスッキリしているけど、演出に難ありというところだろうか。果たして続編は作られるのかな……(^^?)
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