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2016年11月 2日 (水)

「音楽の花束 芝崎久美子メモリアル」:あなたは今日、楽園にいる

161102
主催:芝崎久美子メモリアル実行委員会
会場:日本福音ルーテル東京教会
2016年10月12日

2013年に亡くなった鍵盤奏者の芝崎久美子の追悼コンサートである。自分のブログを検索して見ると4回ほど彼女が出演しているコントサートに行っている。もっとも、ブログ始める前にも既に何回か行ったはずだが、昔過ぎてよく覚えていないsweat01
それからディスコグラフィを見ると、波多野睦美や平野雅子のCDに参加していて、そちらではよく聞いていたのだった。

この晩は芝崎女史のゆかりのある音楽家たちが参加。3人の女性歌手とアンサンブルによる、意外にも明るいパーセルで始まった。わざとそういう曲調の歌を選んだという。

山岡×向江コンビによる、M・マレのリコーダー曲、そして平尾雅子を中心としたやはりマレのヴィオール曲が続いた。ヴィオールの音が聖堂にしみわたる。ラストの追悼曲「メリトン氏を偲んで」では泣いている方もおりましたな。

ライヴ音源では残っているが遂にCD録音はできなかったというカリッシミの曲を、小林木綿が熱唱した。しかし後半の中心となったのは、やはりバッハのカンタータ106番、哀悼のための「神の時こそいとよき時」だろう。
指揮はチェロを弾きながらの田崎瑞博で、この時だけ人数の多いコーラス隊が登場した。教会なので壇上に並びきるかと思ったら何とか乗ったようだ。

有名曲なので録音はもちろん実演でも何回か聞いているが、やはりこういう機会だとしみじみ身に染みるものがある。
「家の整理をしておきなさい。なぜなら、あなたは死ぬことになっていて、生き永らえることはないのだから」なんて歌詞はあまりにキビしくて泣いちゃいそう(T_T)ウウウ
そうよ、CDいくらため込んでもあの世へは持って行けないのだ(>_<)などという、どうでもいい考えが頭の中をよぎる。
曲の後半は穏やかに楽園へ向かう心象へと変わって終了した。
よい追悼コンサートとなりました(-人-)

パンフレットには芝崎女史の様々な友人知人のコメントや思い出話が載っていて、その人柄をしのばせていた。
客席にもかなり音楽関係者がいたもようである。


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