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2017年4月15日 (土)

ミュージアム・コンサート「ティツィアーノとヴェネツィア派展」記念コンサート3:花より宴会、コンサート

170415
演奏:太田光子ほか
東京都美術館講堂
2017年3月31日

恒例、桜の季節を中心に上野で一か月間に渡り行われる「東京・春・音楽祭」である。
この日はタイトルの美術展に合わせてのコンサートの一つだ。昼間開催なので、休みを取って行きましたよ。

プログラムの趣旨はティツィアーノがいた同時代のヴェネツィアで活躍した作曲家たちの作品である。合唱曲や世俗歌曲もあるが、それらをすべてリコーダー・アンサンブルで演奏する。最多数は8人、当時の大聖堂でのように4声部ずつで2組に分かれる。

個人的には8人リコーダーというのは初めて聞いた。(もちろん曲により人数は変わり3人の時もある)
ヴィラールトやガブリエーリなら知っているが、グアーミとかグッサゴなんて名前も聞いたことのない作曲家が登場。
曲ごとに太田女史が色々と解説してくれた。『「泉にて」によるディミュニューション』という曲では装飾の付け方が実地に分かるような演奏だった。

現在の人間が知らないだけで、当時のヴェネツィアの地では美術以外にも芸術の花が咲き誇っていてたというのを充分感じられるコンサートだった。

太田女史によると、このような機会でないとマイナーな作曲家たちの作品はなかなか吹く機会はないとのことで、奏者にとっては嬉しいとのことだった。
ただ、聞く側としてはもうちょっといいホールで(講堂は講演会向けなので残響が少ない)聞きたいところだ。

昼間のコンサートなので圧倒的に中高年女性、しかも集団で来ている客が多くて驚いた。
今年のハルサイは私にとってはこれにて終了。本当はあと二枚チケットを買ったのだが、一つは仕事が忙しくて行けず、もう一つはBCJとダブルブッキングしてしまったという、情けなさなのであった(/_;)

この日はあまり天気がよくなく桜もまだ満開とはいかない状況だった。しかし、金曜日ということもあって企業の場所取りがいっぱいあった。一人で番してるサラリーマンの方々ごくろーさんですm(__)m
コンサートが終わった時には雨が結構降ってきて、片付けている所も。中には円陣で宴会を始めてしまったらしく上からすっぽりとブルーシートを被ってなおも宴会を続けている団体も。根性であるpunch……と感心したけれど、シートで肝心の桜が見られないじゃ意味ないんではcherryblossom


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