「フランソワ・クープラン 趣味の融合への道筋」:頭からシッポまで
クープランのイタリア趣味のソナタを中心にしたプログラム。ヴァイオリン天野寿彦&堀内由紀、チェンバロ水永牧子にガンバは平尾雅子、福澤宏という布陣である。
平尾女史が最初一曲弾いたがその後引っ込んでしまい、代わりに福澤氏が登場したので、どうなったのかと思ってたら、また数曲後に交代。ラストの2曲を二人で共演した。
「スタインケルク」「スルタン」など有名曲に加え「趣味の融合」の中からも演奏。頭からシッポまでクープランの世界がタイ焼きのあんこの如くぎっしりと詰まっているコンサートだった。
ガンバという楽器が残る限り、クープランの曲もまた愛され弾かれ続けるのであろう--と納得するようなこの作曲家の魅力を全開にした内容であった。
末永女史、花粉病? 開演前に会場の外を公演衣装でマスクして歩いているのをお見かけした。演奏中はマスクするわけいかないから大変ですな。
いっそ演奏者全員がマスクしたら(^o^)b……不気味か
| 固定リンク | 0
コメント