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2017年6月 5日 (月)

バッハ・コレギウム・ジャパン第123回定期演奏会

170605
教会カンタータ全曲シリーズ72 ルタ500ープロジェクト4
会場:東京オペラシティ コンサートホール
2017年5月21日

バッハ名曲選みたいなプログラムであった。
冒頭のオルガン独奏はコラールを元にした3曲。うち2曲は後に登場するカンタータにも使われている。

本編前半は先輩パッヘルベルのカンタータと、同一コラールを使用したバッハのカンタータ(BWV100)との聞き比べだった。どちらも歌詞を忠実に全節使用している。
パッヘルベルの曲は聞き覚えあるなと思ったら、この二人の作品を聴き比べするという趣旨でバッハ・プレイヤーズが出した二枚組CDの中に入っていたのだった。
ただ、この録音で比較されているのはBWV99の方である。

パッヘルベル曲の方は歌手はソリストだけで、器楽も小編成で演奏された。というと地味なイメージだが、楽章ごとに色々と変化があり、退屈ではない。
一方BWV100はホルンやティンパニも入って華やかで祝祭風。全く同じコラールの歌詞使ってこれほどに違うんかいsign03と驚いてしまう。(99番の方は歌詞が途中から変えられているし、派手さはない曲調だった)

後半は180番&140番と名曲の畳み掛けである。
前者、2番目のテノール・アリアでのやたらと難しそうなフルートは常連の菅・前田女史のいずれでもなく鶴田洋子という人が吹いた。とはいえ、この曲の主役はやはりソプラノか。歌ったジョアン・ランは黒いお衣装もよくお似合いで、美声を聞かせたのである。

140番ではソプラノ&バスのアリアが二度登場して、やはりランたんとシュテファン・フォック(初登場だっけ?)の二人が主人公という感じだった。
「魂」とイエスの結婚というテーマに合わせ、最初は指揮するマサアキ氏を挟んで離れて歌うが、二度目は仲良く並んで歌うのである。フォック氏は安定感ある歌声でランたとのコンビネーションもピッタリであったよ。

コンマスは寺神戸亮と若松夏美の双頭体制で、曲によって交替して担当していた。180番のチェロ・ピッコロの部分を寺神戸氏がヴィオロンチェロ・ダ・スパラで演奏。スパ(ッ)ラ見た&聞いたのは久し振りだった。

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