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2017年10月22日 (日)

モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」:夕べに「祈り」を聞かば、朝に死すとも可なり

171022
演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン
会場:東京オペラシティ コンサートホール
2017年9月24日

モンテヴェルディ・イヤーも後半戦押し詰まってまいりました。ここで真打登場風にBCJが「晩課」を演奏です。この後には「ポッペア」も控えておりますねー。
コルネットとトロンボーンにはコンチェルト・パラティーノが入るという豪華布陣、会場は期待する聴衆で満員御礼fullであります。

しかし、個人的に獲得できたのが一番端っこの席ということで、音的には今イチなのだった。
折角のコンチェルト・パラティーノ参加なのに管の音が遠くに流れ去っていく印象。ステージ上もよく見えんし、うーむ、残念無念である(-"-)

曲の聞きどころとしては、個人技よりも合唱と器楽のアンサンブルがメインだと思うので、その点はBCJの得意技、本領発揮といってよいだろう。両者がほぼ完璧に融合した響きを作り上げ、正統派モンテヴェルディの美しさshineをいかんなく発揮していた。
コンチェルト・イタリアーノとは違って大編成なのでその点でも迫力ある。通底リュートは野入志津子&佐藤亜紀子、鍵盤は鈴木優人&大塚直哉という布陣だ。

ただ、バッハのカンタータの時のように歌手が奥の雛壇に配置されているので、独唱部分がある度にチョコチョコと出たり入ったりするのが頻繁で、やや煩雑に見えた。
それと、正統派過ぎてそこを不満に思う人がいるかも……。

個人技を発揮する作品ではないとはいえ、独唱した歌手の中ではやはり櫻田亮がピカピカと光ってflair力強い歌を聞かせてくれた。あと、ソプラノ2人(ソフィー・ユンカー、松井亜季)も力を発揮。
それからリコーダーの一人、古橋潤一が終盤で派手な装飾音を入れて吹きまくっていたのには笑ってしまったですよ(^O^)

これで、今年の私のモンテヴェルディ祭りは終了(多分)。皆さま、テレマン250年祭りもお忘れなく(@^^)/~~~


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