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2018年2月13日 (火)

「静かなる情熱 エミリ・ディキンスン」

180213 監督:テレンス・デイヴィス
出演:シンシア・ニクソン
イギリス・ベルギー2016年

名前だけは有名だが、日本では今一つポピュラーとは言えない米国女性詩人の生涯を描く。最も米国でも評価されたのは死後だったとのこと。事件らしいことはほとんどなく内省的な日々をひたすら綴るものだ。

19世紀の清教徒的な生活とはこういうものかと思った。夜、詩を書くのも父の許可を得なければならない時代ならば、家に引きこもるのも自分の魂を守るためであろうか。

ただ「静か」過ぎるのが難。会話の切返しの繰り返しが続く場面が多く、そういう意味では「退屈」かも。観客の中にさかんにあくびするオヤジがいた。
また、見ている場面が何歳ぐらいの時なのかという説明がなくて分かりづらかった。

主演のシンシア・ニクソンは自ら望んでいた役柄ということで、まさに静かなる熱演であった。

 

 

 

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