「甘き歌声、天使の響き」:曲より長い解説禁止!
サブタイトルは「ソプラノ、リコーダーと通奏低音によるバロックアンサンブル」となっていて、楽器の方の編成はリコーダー二本(D・ブラジェッティ、田中せい子)、チェロ(懸田貴嗣)、チェンバロ(松岡友子)である。
ブクステフーデの宗教歌曲に始まり、取り上げた曲は独仏伊の作曲家のもの。他にボノンチーノ、バッハ、ラモーなど。ボノンチーノのカンタータのアリアはリコーダーが鳥の声のようで流麗さにウットリ
ソプラノ担当の中原智子の歌はどちらかというと清楚な印象で、各国の曲を歌いわけてましたな。
バッハはリコーダー2本あるならこれでしょう(^^)bという定番「狩りのカンタータ」から。
器楽曲では、コレッリの合奏協奏曲をリコーダー2本用のトリオソナタへとシックハルトが編曲したものや、リコーダー2本だけのテレマンのソナタを演奏した。
各曲の合間に交代に演奏者が解説を入れるのだが、おかしかったのはチェロの懸田氏によるA・スカルラッティのソナタの話)^o^( 「短い曲なので、解説していると曲よりも長くなってしまう」などと言いつつ、それでも喋っちゃうという……
アンコールはブクステフーデのカンタータだった。
開演前に入口のあたりで小さい子を遊ばせている若いお母さんがいたなあと思ってたら、始まるとその人がドレスに着替えてチェンバロの前に座ってたんで驚いた。子育て中の演奏会、お疲れ様ですm(__)m
あと一つ謎だったのは、ブラジェッティ氏が日本語で挨拶したり解説しようとしたら笑い声が起こって、結局彼は日本語で話すの止めちゃったこと。なんで笑うの?
確かに流暢な日本語ではなかったけど、ワハハと笑ういわれはないだろう。海外の演奏会で日本人が同じような目にあったらどう思うかね。
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