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2018年9月 8日 (土)

「ジャン=フィリップ・ラモー」:フランス・バロック最後の光芒

180908
演奏:アンサンブル・レ・フィギュール
会場:近江楽堂
2018年8月31日

パリ在住の日本人演奏家4人によるグループ、前回はベルニエとクレランボーのカンタータだったが、今回はラモーである。他はどこもクープラン祭りなのに何故sign02珍しいsign03と思ったが、過去にやったからですかね。
昼夜2回公演で、私は夜の方を聞いた。

ゲストはテノールのブノワ・ラモーとヴィオローネのブノワ・ベネットである。このぐらいの小編成でヴィオローネって珍しい気が……。

前半の中心はカンタータ「オルフェ」、後半はオペラ・バレの「ピグマリオン」によって構成されていた。
加えて「コンセールによるクラヴサン曲集」などから合奏曲も演奏。

テノールのラモー(!)氏は声量がかなりあってドーム型の小ホールではガンガンと響き渡ってしまったきらいあり。もう少し大きめの会場の方が良かったかも。

ラモーの声楽曲はあくまでも明晰な印象。抒情的な要素も極めて統制が取れていて感傷に走ることはない。
器楽曲についてはこれまでややとっつきにくい--なんか晦渋さを感じていたが、その裏にあるウィットに富んだ部分を感じ取れたのが新鮮であった。

なお前回の公演でバロックザール賞というのを受賞したそうで、また同じカウンターテナーと共に記念コンサートをやるそうである。メデタイfuji


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