後悔と停滞の2018年
2018年は暇(&気力)がなくて映画の3割ぐらいとコンサートの一部はブログに書けなかった。困ったもんであるよ。
ブログといえば、よく読みに行ってた他の人のブログが幾つも突然消えてしまう案件が続いて驚いた。長いこと更新なしというわけでもなく、何の前触れもなく消滅というパターンである。(最悪、死亡という可能性もあるが、そんな何件も起こらないよね)
アクセス数が低下という理由だろうか。それだったらこちらのブログなんて超低空飛行過ぎて、果たして読んでる人がいるのか(?_?)というぐらい……
【映画部門】(見た順)
他の人が絶賛している作品で、期待して見たらどうにも気に入らなかったというのが何本もあった。やっぱりひねくれ者かしらん。
*『女の一生』
公開は2017年末だけど、大目に見てやってくだせえ。
*『ハッピーエンド』
ハネケにしてはユルイ感じ。年齢ですかね。
*『ラブレス』
どこの国もそれぞれに不幸なのは変わらず。ズビャギンツェフ快調です。一本選ぶならこれだろう。
*『私はあなたのニグロではない』
今年はドキュメンタリーも結構見た。その中で一番迫力あり。字幕だと内容に追いつけねえ~。
*『恐怖の報酬 オリジナル完全版』
《次点》
*『ザ・ビッグハウス』
*『インクレディブル・ファミリー』
これ以外にも「アルドリッチ祭り」や「2001年宇宙の旅」再上映があって誠にメデタイ限り。
*男優賞:ウィレム・デフォー(『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』)
2019年はゴッホもあります
*女優賞:イザベル・ユペール(『エル ELLE』、『ハッピーエンド』)
この手の役柄やらせたら第一人者。ジェシカ・チャスティンが追撃中。
*ベスト・カップル賞:マルクスとエンゲルス(『マルクス・エンゲルス』)
萌えます萌えます
*監督賞:ラウル・ペック(『私はあなたのニグロではない』『マルクス・エンゲルス』)
ほぼ同時に日本で2作いっぺんに公開されたからには、やはり監督賞に値するだろう。
*最優秀姐御賞:オコエ姐さん(『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』)
*最凶悪役賞:ショーン(『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』)
羊の……ぢゃなくて「自称元諜報員。実際はニートで童貞」の人物。『アベンジャーズ』のサノスを退けて堂々の悪役ぶりである。
*髪型賞:フランシス・マクドーマンドの後ろ頭(『スリー・ビルボード』)
*最凶邦題賞:『女は二度決断する』
2019年分は既に『ビリーブ 未来への大逆転』に決定済みである。
*ちゃぶ台ひっくり返し賞:『スリー・ビルボード』
この賞は、見終ってあまりの内容に思わず「なんじゃ、こりゃ~。観客をなめとんのか!」(ノ-o-)ノ ~┻━┻ガシャーン と、ちゃぶ台をひっくり返したくなる気分になった映画に与えられる栄光ある賞である。(あくまでも個人的見解です!)
【コンサート部門】
*「サイモン・スタンデイジと仲間たち」
*「ジュリアン・マルタン氏を迎えて」(木の器)
*LFJ「中世の伝統歌 1」「 〃 2」(アンサンブル・オブシディエンヌ)
*「秘めたる悲しみ ド・ラ・リューの世俗音楽」
*「フライブルク・バロック・オーケストラ mit キャロリン・サンプソン」
*「ジョルディ・サヴァール&エスペリオンXXI」
*「ウリッセの帰還」(北とぴあ国際音楽祭)
古楽以外ではブルース・コバーンのライヴでドタバタしてしまった。台風さえ来なければ、JRが電車止めなければ……後悔の嵐 このあおりを食ってKATTでのウースター・グループの来日公演「タウンホール事件」を見損なってしまってクヤシサ百倍増し。この後しばらくウツウツとして過ごした。
【録音部門】
*アンタイ兄弟「バッハ フルート・ソナタ集」
*ガッティ&アレッサンドリーニ「クロスドレッシング・バッハ」
*ミシェル・ンデゲオチェロ「カヴァーズ」
*アルタン「ザ・ギャップ・オブ・ドリームス」
| 固定リンク | 0