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2018年12月22日 (土)

「Vox Poetica(ヴォックス・ポエティカ)詩的な声」

181221
会場:ハクジュホール
2018年11月15日

ヴォックス・ポエティカはソプラノ佐藤裕希恵とリュート&テオルボ瀧井レオナルドの二人組ユニット。これまで欧州で活動していたが、日本に帰国&移住(瀧井氏は日系ブラジル人3世とのこと)を記念してコンサートを行った。

前半はモンテヴェルディやストロッツィなどの歌曲とド・ヴィゼーを始めとするテオルボの独奏曲を交互に。
簡潔にして清楚な中から静かに情念が流れ出す。瀧井氏のテオルボは繊細の極みで、これ以上大きな会場だったら絶対無理と確信したくなるほど。ただ気候が乾燥していたせいか調弦が大変そうだった。

後半はチェンバロの桒形亜樹子がゲスト参加して、カヴァッリやカリッシミなどのカンタータやオペラ作品から。印象は一転して劇的なものに変わった。
特に最後のヘンデル「アルミーダ」からの2曲は、怒涛のような激情を表現して見事なものだった。字幕に歌詞だけでなく、オペラのあらすじが出るのも効果満点でありましたよ
お手並み拝見なノリで聞きに来たが、独仏伊語の言語が異なり、かつ様式も違う歌曲を歌い分けて、完璧なソロデビューを果たしたと言えよう。

なお、途中でピットーニという作曲家の「室内ソナタ」が演奏されたけど、これがテオルボソロにチェンバロの通奏低音がつくという曲。この編成は珍しい(!o!) こんなのあるんだとビックリした。

若い二人に期待してか会場は満員御礼 佐藤氏はエクス・ノーヴォ合唱団にも参加してるし、これからの多岐にわたるご活躍を期待しておりますよ(^^)

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