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2019年5月18日 (土)

「ゼフィール 春の嵐」:花見ならぬ花聞きの宴

190518 2017年度青山音楽賞バロックザール賞受賞記念演奏会
演奏:アンサンブル・レ・フィギュール
会場:JTアートホールアフィニス
2019年3月31日

4人組グループ、以前聞いたコンサートが、バロックザール賞というのを取ったので、同じくCT歌手のポール=アントワーヌ・ベノス・ジアンをゲストに招いて記念コンサートを行った。本番は翌日の京都公演で、東京でも記念にやったようだ。(ハードスケジュールですな)

時節に合わせて、春っぽいカンタータ中心。フランスはブルジョワの「ゼフィール(春の西風)とフロール(花の神)」で、合間に同じ題材を扱ったドルネルやシャンボニエール
の器楽曲を入れる。
ブルジョワのエールでツバメを歌った内容では、ヴァイオリンやフルートもツバメの声や飛翔をなぞっていて面白かった。

後半はヘンデルの歌劇のアリア(やはり春っぽい内容)とカンタータである。器楽の方もヘンデルのソナタや組曲だった。ヴァイオリン・ソナタでは榎田摩耶の演奏が豪快で拍手喝采となった。
歌手や演奏者が客席の後ろから出没するなどし、構成やパフォーマンス共に凝っていて聴き応えあった。
春気分横溢で華やかな気分になれたコンサートだった。次の公演があったらまた行きたい。

ベノス・ジアン氏はまだ二十代とのことで若い✨ これからに期待です(@^^)/~~~
アンコールはヘンデルの「ロデリンダ」より。

コンサート会場のJTアートホール行くのに今回は国会議事堂駅から行ってみたが、またも土曜なんで人通りがほとんどなく、警備の警官ぐらいしかいなかった。
首相官邸前の桜は下が芝状態だからお花見できそうだけど(この時は五分咲きぐらいだった)やるとおまわりさんに怒られるのかね)^o^(

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