« 「ブレッドウィナー」:まぼろしの闘い | トップページ | 【回顧レビュー】「バッハ・コレギウム・ジャパン第16回定期演奏会 クリスマスコンサート」 »

2020年4月21日 (火)

「失くした体」:手は口ほどにものを言い

監督:ジェレミー・クラパン
声の出演:ハキム・ファリス
フランス2019年

これもまたネトフリで配信前に限定公開されたフランス製アニメ。やはり数々の映画賞にノミネート・受賞するなど評価が高く、今年のアカデミー賞の長編アニメーション部門に候補に入った。

事前に、切断された手が「本体」である若者を探して街をさまようというストーリーだというのを聞いていた。だからミステリーがかった物語と思ったら、全く違って青春の悶々を描いたものだった。
「手」がかつての幸福な子ども時代や、家族の記憶、最近知り合った娘のことなど回想しながら、パリの街を横断していく。
移り変わる街の光景は美しく、音響も凝っているのでやはり映画館向き作品といえるだろう。

ではあるが「トイストーリー」ならぬ「手ストーリー」風に展開していき、雑然とした下町の路地などを手が這いずり回る✋ので、もし巨大G虫が登場したら死ぬ~(>y<;)とおののいてしまった(結局現れなかった)。
それ以外にも生理的に耐えぬ場面(肝心の手切断の経緯とか)が多く、そういう意味では配信で見る方がいいかも。フラッシュが点滅して目がチカチカするところもあるので要注意。

そもそも根本的になんで手があんな所にあるのよ~、普通は病院じゃないのか?などと下世話なことを考えてしまった。自分には向いてなかったようだ。

平日昼間のためか、なんと観客は私を入れて2名だった。もっと時期が後、アカデミー賞ノミネート発表の頃だったらよかったかもしれない。

|

« 「ブレッドウィナー」:まぼろしの闘い | トップページ | 【回顧レビュー】「バッハ・コレギウム・ジャパン第16回定期演奏会 クリスマスコンサート」 »