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2020年5月31日 (日)

【回顧レビュー】チェスティ「オロンテーア」

200509t 平常が戻るまで昔の公演を振り返る。

会場:国立音楽大学講堂
1995年9月14日

初めて生で聴いた見たバロックオペラである。国立音大は1993年に初演しこの時は再演だったとのこと。

チェスティは17世紀中ごろにヴェネツィアで活躍した作曲家である。
指揮は有村祐輔、コンマスは川原千真、タイトルロールのエジプト女王役は山内房子という布陣だった。
当時の人気作とのことだが、内容は宮廷を舞台にしたドタバタした恋愛劇っぽい印象だった。同じ歴史&宮廷ものでも、ヘンデルみたいに政治的なウラ読みとは無縁である。

この時の上演は衣装も舞台装置も立派なものだった。
記憶はかなり曖昧になっているが、波多野睦美扮する男装をした女奴隷に老女(辻秀幸)が男だと思い込んで、一目ぼれして足にヒシと縋りつくという場面があって、会場の笑いを取っていたのはよく覚えている。
後で聞いた話だと、当時のテノール歌手はお笑い担当の老女役ぐらいしかなかったらしい。

東京公演は北とぴあでもやったのだがなぜか国立音大の方に行った。あの頃は西武線でこの周辺に来ることは滅多になく、グルグル循環しているような路線図を見て目が回ってしまった。

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