「マザーレス・ブルックリン」:猫をもっと出せ
監督:エドワード・ノートン
出演:エドワード・ノートン
米国2019年
エドワード・ノートンによるハードボイルド風味のサスペンス。主人公は探偵社で働き、障害を持っているが同時に探偵向きの才能を持っているというのが特徴。
探偵もので原作が1990年代なのを1957年に移したらしい。なので、もっとフィルムノワールっぽいかと思ったら全くそんなことはなかった。
意外にもカラフルで健全な印象。ロバート・フランクだと見ていたら、結局ソール・ライターだったというような……。
登場人物が多数でカタカナ名前が飛び交って頭が混乱(老化現象か)。小説だとページ戻って確認できるが映画館上映ではそうもいかない。そんなこともあって退屈ではないけどかなり長過ぎに感じた。
で、陰謀は結局どうなった?
見ものは豪華助演陣である。マナコ👀をぎょろつかせるウィレム・デフォーに、モロにトランプなアレック・ボールドウィン、寄る辺ない主人公のボスにして父親代わりはブルース・ウィリス。トランペット吹いている(陰で)のはウィントン・マルサリス。挿入歌はトム・ヨークだ。
ソール・ライター風だけあって映像は美しい。ニューヨークの街並み、デフォーのアパートの下の帽子屋など。
なおニューヨーク公共図書館で新聞記事の写真を切り取るシーンがあるが、良い子はもちろん悪い子も真似してはいけません(一一")
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