「木の器クリスマスコンサート2021」:鳥か笛か
毎年恒例、宇治川朝政&福間彩による木の器主催クリスマスコンサート。前年は中止になってしまったが今回は無事に開催である。コロナ禍対策ということもあって、声楽はなしで、ゲストにチェロ懸田貴嗣と新顔参加のリコーダー井上玲を迎えてリコーダー2本の共演となった。
演目はテレマンやオトテールなど笛向けの曲と、クリスマスにちなんだ曲(フランスの伝統歌、コレッリのクリスマス協奏曲)の二種類だった。
テレマンの二重奏ソナタは宇治川&井上のタテ笛の演奏がとてもよかった。全体的に二人の微妙に異なる演奏スタイルの差が垣間見えて面白かった。
それからモンテクレール「鳥のさえずり」は鳥の声を模した曲だが、紙芝居(?)付きで大いに笑えました(*^▽^*) 干支に合わせてウシの曲とかトラの曲とかやると面白いかも……古楽でそんなのあるかな?
久し振りに器楽アンサンブルを心行くまで楽しめた。
懸田氏によるランゼッティのチェロ曲があったのに対し、福間氏の鍵盤ソロがなかったのは残念だった。次回はお願いします。
それから、恒例のクリスマスプレゼント🎁抽選もいつか当たりたいぞ。
会場内はかなり感染予防に気を使い、登場する時やマイクで話す時にはマスクをしていた。
そもそもマスクの付け外しは面倒なようで、過去にリュートや鍵盤で外すのを忘れたまま弾いた人を目撃したことがある。管楽器用に付けたまま吹けるような、口の所に切れ込みが入ったマスクってのはどうだろう。(冗談です)
| 固定リンク | 0